複数のユーザーが使用するCRMウェブ・アプリケーションでは、高い信頼性を持ち、業務に耐え得るパフォーマンスを出すことが必須条件となります。少しのパフォーマンス劣化、スケーラビリティーの欠如が、業務を中断し、お客様を失う恐れを含んでいます。デプロイ前にパフォーマンスの問題を把握し、それを修正するには、開発およびテスト・チームが積極的に複数ユーザーがアプリケーションを同時に使用した場合の処理能力を迅速かつ正確に計測しなければなりません。Rational Performance Tester Extension for Siebel Test Automationは、まさにその目的のために作られた製品です。
Rational Performance Tester for Siebelは、アプリケーションのデプロイ前に、複数のユーザーがアプリケーションを使用した場合のテストを簡単に作成、実行、結果分析でき、システムのボトルネックをピンポイントで把握することができます。 ユーザーがWebブラウザーで行った操作を記録してテストを作成するので、プログラミングの知識なしにテストを作成できます。何回かマウスをクリックするだけで、各エミュレート・ユーザーが使用する独自のデータをデータ・プール機能を使用して関連付けることができます。直感的なグラフィック・テスト・スケジュール機能により、タイプの異なるユーザーやユーザーのアクティビティーを正確にシミュレートするテストを構成できます。
テストの実施は、必要な人数の同時使用ユーザーをエミュレートし、パフォーマンスが劣るWeb ページ、URL、トランザクションを明確にレポートできます。どんなに複雑なシステムであっても、本稼動前にパフォーマンスに関する問題を把握し、それを修正することができます。
Rational Performance Tester Extension for Siebel Test Automation の機能と特徴
- パフォーマンス・テストのための Siebel データタイプの相関関係をサポート
信頼性の高いテスト結果を得るには柔軟で正確なスクリプトが必要になります。 Rational Performance Tester Extension for Siebel は Siebel テストの自動化インターフェイスと統合し、Siebel データの相関関係を自動化します。 エラーが発生しやすく、工数のかかる手作業のテストを軽減し、信頼性が高く、回復力に富んだテスト・スクリプトを作成できます。これにより、デプロイ前のパフォーマンス・テストを実現できます。 - ビジュアル・テスト・エディターにより、ハイレベルかつ詳細なビューを提供
プログラミング知識なしにパフォーマンス・テストの作成、理解、変更、実行が可能です。テスト内容は、アクセスするWebページがグラフィックに表現され、コード編集なしに複数のユーザーのテストを作成できます。 より詳細なテストを実施したいハイスキルなユーザーには Web ページの各エレメントやサーバーのレスポンスなどの個々の項目に関する情報を提示できます。 - 柔軟なモデリングと多様なユーザー・グループのエミュレート
ユーザーの実際の使い方を正確に反映するパフォーマンス・テストを実施するために、異なるユーザー・グループで構成される実際のユーザーで、各ユーザー・グループのアクティビティーや操作パターンを設定した柔軟なテスト・スケジュールを提供します。 - メモリーと CPU の使用率を抑え、限られたハードウェア・リソースで大規模の複数ユーザーの負荷テストを実施
簡単にデプロイできる実行エージェントを使用してリモート・マシンからユーザー負荷を生成できます。この実行エージェントは、メモリーとプロセッサーの使用率を抑えるよう特別に設計されています。このため、限られたハードウェア・リソースしか持たないチームでも、高いユーザー負荷をかけたパフォーマンス・テストを実施することができます。 - パフォーマンスに関する問題を即時に特定し、リアルタイムにレポート生成
パフォーマンスおよびスループットをリアルタイムにレポートし、テストを実行中にパフォーマンスに関する問題を特定できます。 レポートには、複数のフィルターまたは構成オプションがあり、テストの実行前/実行中/実行後に設定できます。 テスト実行結果として、応答時間のパーセンタイル分布図などのレポートを作成することも可能です。 - 動的なサーバー・レスポンスをサポートし、自動判別
入力データによりサーバーの応答時間は変化します。 この応答時間の変化により、将来のクライアント・サーバー間の通信状況を予想できます。Rational Performance Tester Extension for Siebelは、動的なサーバーの応答時間を保持し、次回のテスト結果と関連付けることができます。 この機能により、実運用で実ユーザーが行うのと同様に、テストで使われる「仮想ユーザー」がシステムに同じ負荷をかけることができます。 - テスト・データの自動バリエーション
ユーザーが個々に持つID情報を入力できるので、各仮想ユーザーに実際に使用そる本物のデータを登録することができます。「データ・プール」機能により、個々の仮想ユーザーに応じてテスト・データを変更することも可能です。 - サーバー・リソース・データの収集と可視化
テスターは、ソフトウェアよりはむしろハードウェアに起因する性能や信頼性に関する問題に注意する必要があります。 本製品は、複数のサーバーの統計値を集計/表示できるので、パフォーマンス劣化の原因になるボトルネックを特定できます。 - 柔軟なカスタム・テストのための Java™コード挿入
製品を詳細に使用するテスターは、高度なデータ分析やリクエスト解析を実施するために、パフォーマンス・テストにカスタム Java コードを挿入できます。 - Rational ClearCase® LT を同梱
同梱される Rational ClearCase LT を使用すれば、テスト資産のバージョン管理や並行テスト開発が可能になります。
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