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- Rational Quality Manager とは
- 1. 包括的でカスタマイズ可能なテスト計画
- 2. アプリケーション・ライフサイクル管理(ALM)が無駄なテスト実施を防ぐ
- 3. 手動および自動テストによるテストの再利用
- 4. テスト準備に欠かせないテストラボ環境の一元管理
- 5. アプリケーション・ライフサイクルのトレース
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Rational Quality Manager とは

Rational Quality Manager
のダッシュボードイメージ
IBM® Rational® Quality Manager は、ソフトウェア・ライフサイクル全体にわたって包括的なテスト計画とテスト・アセット管理を実現する、コラボレーティブなWebベースの品質管理ツールです。Jazz™ プラットフォーム上に構築され、あらゆる規模のテスト・チームが使用できるように設計されています。テスト・マネージャー、テスト・アーキテクト、テスト・リーダー、テスト担当者、ラボ・マネージャーなど、さまざまな役割のユーザーをサポートするほか、テスト組織外の役割もサポートします。
1. 包括的でカスタマイズ可能なテスト計画

Rational Quality Manager
におけるテスト計画の例
テスト計画は、ソフトウェアプロジェクトの開始時に作成され、その後は棚に保管される文書では本来ありません。Rational Quality Managerのテスト計画は、テストの目的や開始/終了基準を明確に記述しながら、優先事項をトラッキングして検証できる品質契約になります。なぜなら、テストの目的や終了基準などの静的な情報と、テスト要件・テストケースなど状態が進捗と共に変化する動的な情報の両方をテスト計画に盛り込むことができるからです。常に最新情報をチームで共有することにより、チーム全員が同じ意識を持つのに役立ちます。また、テスト計画の各項目は個別にカスタマイズ可能であり、項目ごとに担当者を分担し責任を明確化できます。
2. アプリケーション・ライフサイクル管理(ALM)が無駄なテスト実施を防ぐ

テスト可能になるまで
テストケースをブロックする
分散した開発チームでのテストでは、テスト設計をする人とテスト実行をする人が違うことも多くなりました。テスト実行担当者は、与えられたテストケースを消化しますが、無意味なテストをしてしまい、再テストを実行しなければならないことがあります。
一例として、テスト担当者はまだ実装されていない機能があるにも関わらずそのテストを実行してしまった、というようなケースです。この場合、予めテストすべき機能が実装されていることが分かれば防ぐことができます。Rational Quality Managerでは、Rational Team Concertの計画項目(実装する機能)とテストケースを関連付けておくことにより、実装が済むまでテストケースを実行できない状態にできます。
3. 手動および自動テストによるテストの再利用

手動テストスクリプト例と
キーワードによる
テスト手順の共有
Rational Quality Managerでは、手動のテスト手順や期待結果を記述して実行管理まで行うことができます。このような手動の手順もキーワードを用いることで、テスト担当者はテスト間に共通する手順を共有できます。共有できる手順は、手動および Rational Functional Tester などにより自動実行できるテストスクリプトです。はじめはキーワードを用いて、手動テストを定義して手動によるテストを行いますが、自動化をするために手動テストを自動化スクリプトに変更することで、テスト実行効率をあげることができます。自動化に着手できなかった人も、手動から自動へと徐々に移行して、自動化のメリットを活用できるようになります。
4. テスト準備に欠かせないテストラボ環境の一元管理

分散したテスト環境にテスト
スクリプトを配置し
自動実行できる例
テスト担当者は、大量のテストケースを実行するために様々な組み合わせの環境を準備する必要があります。例えば、性能テストなど一時的に多くのH/W調達が必要となる場合など、マシンのセットアップに多くの時間がかかってしまいます。
Rational Quality Managerでは、物理および仮想ラボ・マシン環境が一元的に管理できるようになっています。テスト実行に必要な物理/仮想マシンの検索と登録、利用したマシンの予約管理、テストツールをマシンに自動セットアップ、スケジュールによるテスト自動実行といったテストラボ環境を最適化することができます。一元的にテストラボ環境を管理できるようになると、マシンのセットアップ、テスト自動実行、テスト結果の収集とボタンひとつで全部まとめてできる様になります。結果として、ビルド後の無影響確認テストを常に行うことでデグレード問題(潜在的なバグ)を発見することもできます。
5. アプリケーション・ライフサイクルのトレース

テスト要件とテストケースが
リンクされていることで、
要件の変更を素早く検知
Rational Quality Manager は、テスト計画を中心にテスト要件およびテストケース、障害の登録などテストに関わるライフサイクル全体の管理ができます。ユーザーは、Rational Requirement Composerのような要件定義ツールで定義済みの要件から、動的なリンクを通じてテストケースを追跡することができます。テスト要件とテストケースがリンクされることで、もしテスト要件に変更が加わった場合、影響を受けるテストケースが確認できます。そのため、テスト要件変更の見落としを防ぎ、テストケースを見直したり確実な対応ができます。
IBMでは、アプリケーション・ライフサイクル全体にわたり開発ツール間のデータ連携のオープンスタンダードの基盤として、Open Services for Lifecycle Collaboration(OSLC)を提唱しています。Rational Team Concertを代表とした開発ツールはOSLCに準拠しているため、Rational Quality Managerとアプリケーション・ライフサイクル全体を通じた統合が容易にできます。特定のベンダーだけに依存した開発ツール連携ではないため、既存のツールや3rdパーティーツールと統合しながら、アプリケーション・ライフサイクルをチームで実践管理することできます。
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