IBMは、お客様が、クラウド・コンピューティング環境にSOA基盤を導入して管理し、技術的にも経営的にも有利な立場になれるよう支援します。IBM WebSphere CloudBurst アプライアンスは、プライベート・クラウドで安全に展開および保守運用でき、そのままでもカスタマイズしても使用できるWebSphere仮想イメージとパターンの管理を可能にする新しいハードウェア・アプライアンス製品です。VMwareなどの仮想化ハードウェア・サーバー環境に最適化された、新しいIBM WebSphere Application Server ソフトウェアのWebSphere Application Server Hypervisor Editionとシームレスに統合します。両者を組み合わせて使用することにより、プライベート・クラウドでの公開と管理が可能なアプリケーション環境を繰り返し作成するのが容易になります。
WebSphere CloudBurstは、プライベート・クラウドまたは企業内のクラウド・コンピューティング環境向けの製品です。ホストされたパブリック・クラウドやSaaS(Software as a service)環境を提供するサービス・プロバイダーが、繰り返し実行するアプリケーション展開を簡素化および統一化する場合にも役立ちます。
クラウド環境に対応した世界初のハードウェア・アプライアンスであるWebSphere CloudBurstには、クラウドで公開するWebSphere Application Server Hypervisor Editionのイメージとパターンを安全に保存できます。アプリケーション環境の作成にともなう煩雑で不効率な手動プロセスが排除され、ビジネス・アプリケーションの開発、テスト、導入が迅速かつ容易になります。使用後のリソースを共用リソース・プールに自動的に戻し、使用状況を内部チャージバック用に記録します。WebSphere CloudBurstでは、ユーザーとグループのアクセスを個別に管理できるため、IT管理者は、効率の良いアクセス・コントロールを実施できます。
10年以上にわたる管理ベスト・プラクティスが反映されているため、費用対効果にすぐれ、再現性の高い迅速なアプリケーション展開を可能にします。また、IBM RationalとTivoliの開発およびサービス管理ツールと完全に統合して、シームレスなエンドツーエンド・プロセスを実現します。
特長とメリット
導入運用コストの削減:
プライベート・クラウドで共用仮想化インフラストラクチャを使用するので、ハードウェア利用効率を高め、ハードウェア本体、電力、冷却のコストを低く抑えることができます。
WebSphere環境の構成と管理にかかる時間と専用リソースを削減できます。
俊敏性を高め、投資回収期間を短縮
WebSphere Application Server Hypervisor Editionの仮想イメージと共通ソリューション・トポロジーをあらかじめ搭載し、すぐに使用できます。
ユーザー入力時刻に応じてWebSphere環境のセットアップと解体を行うようなセルフサービス型の仮想システム管理コンソールを提供します。
クリック1回で環境をセットアップし、数分後にはシステムを実行できます。
余分な仕事から解放された開発者は、アプリケーションの機能拡張に集中できます。
バイナリーを含むように仮想イメージをカスタマイズできるので、監視やコーポレート・ガバナンスに対応します。
仮想イメージ、スクリプト、トポロジーをドラッグ・アンド・ドロップ操作で組み合わせて、カスタマイズされたパターンを作成できます。
リスクの低減と再現性の向上
エンド・ユーザーへの展開時に、実績あるベスト・プラクティスのソリューション・トポロジーだけを公開できます。
カスタマイズした環境を同じ設定のまま取得して、クリックひとつで再導入できます。再現性が高く、設定ミスによる無駄が発生するのを防ぎます。
イメージ、パターン、特定のパラメータ(memory size = 1024 など)をロック(固定)できるため、同一の環境の展開を繰り返し実行できます。
更新したイメージやパターンを、広範なユーザー・アクセスに対して再公開できるので、保守管理が容易です。
仮想化インフラストラクチャー内の管理を最適化
インテリジェントな配置アルゴリズムにより、リソース利用効率がクラウド・アクティビティーに基づいて最適化されます。
ユーザーやグループによる仮想イメージとパターンの使用状況を追跡し、統計レポートを作成します。管理レポートは内部チャージバック処理に使用できます。
REST API により、Tivoliなどの既存のデータ・センター管理ソフトウェアと規格に則った統合が可能です。
インフラストラクチャーのライフ・サイクル全体を保護
イメージ、パターン、アクセス権を保存できる暗号化された記憶媒体の役割も果たすアプライアンスです。
アプライアンスのカバーが取り外されると自動的にシステムが無効化されます。
ユーザーおよびグループの可視性、パターン作成権限、導入権限を管理者が設定できるため、アクセス・コントロールをきめ細かく実施できます。
既存のLDAPディレクトリと統合することで、既存のアクセス制御リストを活用できます。
仮想システムのパスワードを導入時に設定するので、権限のある管理者やユーザー以外のルート・アクセスを許可しません。
