WebSphere Application Serverファミリーは、SOA(サービス指向アーキテクチャー)アプリケーションおよびサービスを構築・再利用・稼働・統合・管理可能な、革新的・高パフォーマンスの基盤を多くの開発者やアーキテクトに提供することで、ビジネス変化への迅速な対応を実現します。ミッションクリティカルな基幹アプリケーションから、部門単位の小規模アプリケーションまで、WebSphere Application Serverは高品質レベルの信頼性、可用性、セキュリティー、スケーラビリティを提供します。
WebSphere Application Serverのみが、確実なそして変化に迅速に対応可能なビジネスアプリケーションを可能とする次の3つの要素を持っています:シンプルな開発、高パフォーマンスそして非常に使用しやすい管理機能。
開発業務の単純化
WebSphere Application Server V7.0では、各種の標準や最先端テクノロジーに対するサポートが拡張されています。また、シンプルなプログラミング・モデルを実現して開発者の生産性を向上させる、開発フレームワークも選択可能です。さらに、既存テクノロジーのスキルを最大限活用する統合ツール機能を搭載しているため、価値実現までの時間を短縮できます。
- Java EE 5認定、EJB 3.0サポート、Java Persistence API(JPA)、およびJava Development Kit(JDK)6.0が、再利用可能な永続オブジェクトを構築するためのシンプルなプログラミング・モデルを提供します
- 以下を対象とするWebサービス・サポートによって、混成環境下での相互運用が容易になります
- JAX-WS、SOAP 1.2、MTOM、XOP、WS-ReliableMessaging、WS-Trust、WS-SecureConversation、WS-Policy、およびKerberos Token Profile
- Web 2.0サポート(Feature Pack for Web2.0により提供)は、外部Webサービス、内部SOAサービス、およびJava Platform Enterprise Edition(Java EE)オブジェクトを、高い対話機能を持つWebアプリケーション・インターフェースに接続することによって、サービス指向アーキテクチャー(SOA)を拡張します
- Springは「WebSphere Application Serverとの併用性」が認定されており、モジュール・ベースのプログラミングが可能になります
- 単一ステップでのインストール/構成、各種のウィザードやデフォルト構成、多彩なサンプル・コードの用例を示した閲覧しやすい文書などが用意されているため、作業の開始が迅速かつスムーズになります
- IBM Rational® Application Developer for WebSphere V7.5をWebSphere Application Server V7内で全面的に活用することが可能なので、より高品質な基幹業務用アプリケーションを速やかに提供できます
- WebSphere Application Server Feature Packを使用すると、Service Component Architecture(SCA)などの新標準を導入しやすくなり、それらの新標準やフィーチャーの利点を選択的に享受できるためより製品としての使いやすさが向上します
高性能SOA環境
絶え間なく変化する環境を予測し、適応する。WebSphere Application Server V7.0では、高速性、安全性、拡張性、信頼性を兼ね備えた環境を提供し、開発とアプリケーションの効率が向上するため、企業はより少ないリソースでより多くの成果を上げられるようになります。
圧倒的なパフォーマンス
少ないリソースで多量の業務を遂行。WebSphere Application Server V7.0は、プロビジョニングやWebサービス、EJB3拡張を通じて最適化されたランタイム・パフォーマンスを提供します。その結果、以前のバージョンよりも少ないプロセッサー能力で同じワークロードを実行できるようになります。
堅固なセキュリティー機能
アプリケーションやデータを攻撃から保護する安心設計。すぐに使用できるセキュリティー構成とユーザー・レジストリーを備え、政府標準に準拠し、厳格なWebサービス・セキュリティーを確保しているため、安心してご利用いただけます。新しいセキュリティー機能には、新たなレベルでの管理、ユーザー・ガバナンス、監査機能が追加されているため、システムのぜい弱性が低減され、開発者の生産性が最大化されます。
WebSphereセキュリティー・ドメインは、ユーザーやインフラストラクチャーをきめ細かく柔軟に制御できる機能を提供します。
- WebSphereセキュリティー・ドメインが提供する、ユーザーやインフラストラクチャーをきめ細かく柔軟に制御できる機能により、管理の効率が向上します
- セキュリティー監査機能により、セキュリティーのコンプライアンスが保証され、開発が容易になります
- DMZプロキシーの機能拡張は、DMZ内での使用を前提にデザインされた、即時利用可能なプロキシーの実装を提供することによって、開発を容易にし、セキュリティーを向上させます
- Kerberosをより広く導入したことにより、他のアプリケーションや環境との相互運用性が上がると同時に、開発者の生産性が向上します
有用なプラットフォーム上でのアプリケーションの実行。
WebSphere Application Server V7.0は、業界内の広範なプラットフォームをサポートいるため、ビジネスに最も適したプラットフォーム上で実行されるアプリケーションを確実に構築することができます。
インテリジェントな管理機能
進化するビジネス・ニーズに対応する柔軟性。WebSphere Application Server V7.0は、シンプルなインフラクトラクチャー、柔軟かつ効率的なアプリケーション制御、効率的なランタイム環境などを提供することによって、ビジネス・ニーズの変化に対応していくためのシステム・インテリジェンスをお届けします。
- ランタイム・プロビジョニングとOSGiテクノロジーは、必要機能のみを動的に選択し、使用メモリーを削減し、アプリケーション・サーバーの起動負荷を削減します
- フレキシブル・マネージメント機能によって管理効率が向上し、WAS BaseやWAS Expressの構成をリモート管理することが可能になります
- フレキシブル・マネージメント機能のジョブ・マネージャーにより、大規模な分散環境の運用・管理が容易になります
- 最深レベルのセキュリティーにまで注意を向けることができる新たな管理ツールが、きめ細かいセキュリティー管理を実現します
- 新しいWebSphereビジネス・レベル・アプリケーション(WBLA)により、「アプリケーション」の概念がJava EE 5の対象範囲を超えて拡張され、複数コンポーネント・アプリケーションの管理が著しく改善されて、シンプルな管理タスクが可能になります
- コンソール・コマンド・アシスタント機能が改善され、セキュリティー構成およびデータベース接続の容易化、各種のウィザード、スタンドアロンの軽量な管理クライアントなどにより、デプロイメント環境を効率的に管理できるようになります
価値あるイノベーション
革新的な機能で、現在および将来における最新の技術革新をサポート。今日の課題に対処するには新しい考え方が必要です。すなわち、業務の遂行とそれを実現するテクノロジーの設計について、新しい方法が必要となります。そしてそのためには、新しいテクノロジーのためのイノベーションではなく、価値をもたらすイノベーションが要求されます。WebSphere Application Server V7.0は競争力と付加価値につながる新規テクノロジーであり、新しい方法によるビジネス遂行を可能にします。
- Feature Packによる使いやすさの向上。WebSphere Application Server Feature Packはお客様の要望をバランスよく取り入れて設計されたもので、リリース回数は少ないながら、最新の標準をそれを必要とするお客様に届けることができます。Feature Packがあれば、お客様は新しい標準や機能を選択的に使用しながら、内部リリース・サイクルの安定化を図ることができます。
- 説得力に富んだ新たな対話方法。WebSphere Application Server V7.0は Session Initiation Protocol(SIP)サーブレットをサポートしています、このサーブレットは、リアルタイム・マルチメディア・エレメント(音声、ビデオ、インスタント・メッセージング、オンライン・ゲームなど)を含む対話式ユーザー・セッションに、標準化されたサポートを提供するものです。
- プログラミング・モデルにおけるイノベーション。WebSphere Application Server V7.0は、J2SE 6、Java EE 5、WS-I Reliable Secure Profile、Web 2.0、SCA、SIPなどの幅広いプログラミング・モデルをサポートするプラットフォームを開発者に提供し、イノベーションを促進します。
アプリケーションの再利用と統合
統合と再利用による投資保護。アプリケーションやサービスが再利用可能になり、新規ユーザーが新たな手段でそれらにアクセスできるようになるため、パートナー、サプライヤー、お客様との接続性が改善され、投資利益率が向上します。
- 新しいWebサービス・サポートはWS-Business Activity、WS-Notification、WS-I Basic Security Profileなどの新しいWebサービス標準に準拠しているため、対象範囲を安全に拡大し、アプリケーションの移植性と制御性を高めることができます
- 新しいWebサービス・サポートと共に、Web 2.0サポートやJava Messaging Service(JMS)エンジンをご利用いただくことで、既存のアプリケーションの対象範囲を拡大し、アセットの利用率を最大化することができます
- WebSphere Application Server バージョン 7.0は、WebSphere MQとのシームレスな相互運用性によって異機種混合環境へのサービス拡大を支援します。また、WebSphere ESBとの統合性が強く、両製品を組み合わせれば、多種多様なアプリケーション/環境を統合できる強力なエンタープライズ・サービス・バスが形成されます
- 新しいデプロイメント・マネージャーでは、以前のバージョンのWebSphere Application Serverを管理することもできます。そのため、プランに応じて新規インフラストラクチャーを順次導入できます
- 新しい複数セル・サポート機能や互換機能により、以前のJavaEEバージョンで開発されたアプリケーションも実行できます。そのため、コストとリソースを削減できます
