WebSphere Voice Responseの機能
24時間のセルフサービスを提供するシステムの構築
WebSphere Voice Responseは、コールセンターのセルフサービスの可能性を切り開くシステムです。この製品を導入した企業は24時間いつでも必要なサービスや情報をお客様に提供可能になります。
WebSphere Voice Responseは、インバウンドまたはアウトバウンドコールのお客様が電話機のボタンで入力した内容に対して次の処理を行います。
- お客様に対して要求された情報を提供します。
- バックエンドのアプリケーションと連携して、データベースにアクセスして処理内容の保管・更新をします。
- ネットワークやアプリケーションをモニターし管理します。
Webシステムとの統合
WebSphere Voice ResponseはWebページやWebアプリケーションの機能拡張を可能にするVoiceXML V2.0ブラウザーを提供します。
コールセンターの有人サービスとの連携
WebSphere Voice Responseは、CTI(Computer Telephony Integration)のソフトウェア製品(GenesysまたはCisco
ICM)と連携して、お客様が入力した内容をコールと一緒にコールセンターのエージェントに転送します。
CTIとの連携アプリケーションはJava、ステート・テーブルで開発できます。
2種類の音声ネットワークのサポート
一台のpSeriesに通常の電話網用通信カード(DTTA)およびVoIP(SIP)ネットワーク用カード(DTEA)を装着することにより、WebSphere Voice Responseの音声応答アプリケーションが同時に2種類の音声ネットワークをサポートすることが可能です。
優れたシステム管理・運用環境の提供
WebSphere Voice Responseは、Single System Image(SSI)をサポートし、複数のWebSphere Voice Responseシステムを一つのシステムとみなすことができ、アプリケーションの管理が容易になります。
音声データや、アプリケーション・オブジェクトやプロンプトなどを指定されたサーバー・ノードに保持し、そしてそれらのオブジェクトを電話回線網に接続されている複数のクライアント・ノードで共有することができます。
トラフィックが増えた場合、クライアント・ノードを追加することにより、スケーラビリティーを増加させ、それらに対応することができます。
複数のアプリケーション開発環境の提供
WebSphere Voice Responseは複数の音声応答アプリケーション開発環境を提供します。アプリケーション開発者は最適なプログラミング環境を選択したり、複数の環境を組み合わせてアプリケーションを開発することも可能です。
- VoiceXML:既存のWebアプリケーションを音声が使えるように拡張するのに適しています。また、異なる複数のプラットフォームで音声応答アプリケーションの開発に適しています。
- WebSphere Voice Response Java Bean:異なる複数のプラットフォームでボイス・アプリケーションを開発するのに適しています。また、ボイス・アプリケーションを複数のレイヤーにあるビジネス・アプリケーションや、コールセンター・アプリケーションと統合するのに適しています。
- ステート・テーブル:パフォーマンスを最適化するのに適しています。また、上の2つの環境でサポートされていないWebSphere Voice Responseの機能を使う場合に適しています。
IBM、IBMロゴ、ibm.comおよびWebSphereは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。

