================================================================================ FormWave for WebSphere V6.0.0 FixPack 1 -------------------------------------------------------------------------------- 【本書の構成】 1.はじめに 2.パッケージ内容 3.機能拡張項目 4.修正項目 5.フィックス・パック適用手順 6.バージョン確認方法 ================================================================================ 1.はじめに -------------------------------------------------------------------------------- このフィックスパックには、FormWave for WebSphere V6.0.0に対する 機能拡張および修正が含まれています。 ================================================================================ 2.パッケージ内容 -------------------------------------------------------------------------------- このパッケージは、以下のファイルを含んでいます。 600fp1.txt このファイルです。 fcserver.jar FormWave本体の修正モジュールです。 FormConnect.jar FormWave開発環境の修正モジュールです。 FWNotification.pdf 通知フレームワーク機能のマニュアルです。 ================================================================================ 3.機能拡張項目 -------------------------------------------------------------------------------- (FixPack 1 追加分) ■通知フレームワーク機能 詳細は添付のドキュメント(PDFファイル)をご覧ください。 ■新規OSプラットフォームの追加 Red Hat Enterprise Linux AS/ES 4.0 (x86のみ)を新しくサポートしました。 ■新規WASプラットフォームの追加 WebSphere Application Server Base/ND V6.0.2を新しくサポートしました。 ■ListGeneratorのAPI追加 ListGeneratorに時間情報を非表示に設定する以下の関数を追加しました。 disableTime(String indexes) 説明:カラム番号リストindexesで指定されたTimestamp型、Date型(Oracleの場合) カラムのデータを時間情報を省略して表示する。カラム番号は、addColumnメソッドで 何番目に追加したかを表す番号(最初に追加したカラムの番号は0)。複数指定するときは カンマで区切る。indexesが空文字列もしくはnullの場合、また指定した番号のカラムが Timestamp型、Date型(Oracleの場合)でない場合は何も起こらない。 例:一覧表示のJSPで以下のように記述した場合、送付日時、最終更新日時は日付 情報のみが表示される。 ListGenerator listGenerator = new ListGenerator("_status"); listGenerator.addColumn("title;formnumber"); listGenerator.addColumn("status"); listGenerator.addColumn("submittername;submitterid"); listGenerator.addColumn("submitteddate;lastupdatedate"); listGenerator.disableTime("5,6"); ■メールテンプレート関数の追加 メールテンプレートで使える以下の関数を追加しました。 getNotifiedUsers(String userlist) 説明:ユーザーリストuserlistで指定されたユーザーの中から、処理依頼通知メールを 受け取る設定になっているユーザーのみのユーザーリストを取得します。 例:以下のような処理依頼通知メールの受け取り設定になっているとします。 ・ user1 : 受け取る ・ user2 : 受け取らない ・ user3 : 受け取る この時、getNotifiedUsers("user1,user2,user3")としたときの戻り値は"user1,user3" となります。以下は、次処理者がグループの場合に、処理依頼通知メールを受け取る 設定になっているメンバーにのみ処理依頼通知メールを送付する場合の送付先の 記述例です。 To:%(getMailAddress(getNotifiedUsers(getMembers(NextGroupId)),0)) この関数を利用することにより、処理依頼通知以外のメール送付機能(処理定義、 メール送付ノード、自動処理、転記通知)においても処理依頼通知メールの 受け取り設定に応じてメールの送信制御が可能となります。 ■メールテンプレート関数の追加(その2) メールテンプレートで伝票を開くURLのServiceRootを動的に設定する 以下の関数を追加しました。 getFormURL(String host) hostで指定されたServiceRootを用いて、処理待ち状態にある通知対象伝票を開く ためのURLを取得する。hostが空文字列もしくはnullの場合はエンジンプロパティ に設定されているServiceRootを用いる。 getDraftURL(String host) hostで指定されたServiceRootを用いて、ドラフト状態にある通知対象伝票を開く ためのURLを取得する。hostが空文字列もしくはnullの場合はエンジンプロパティ に設定されているServiceRootを用いる。 getArchiveURL(String nodeName, String host) hostで指定されたServiceRootを用いて、指定されたアーカイブ・ノードで アーカイブされた通知対象伝票を開くためのURLを取得する。hostが空文字列 もしくはnullの場合はエンジンプロパティに設定されているServiceRootを用いる。 ================================================================================ 4.修正項目 -------------------------------------------------------------------------------- (FixPack 1 追加分) ■クライアント:アーカイブ一覧のパフォーマンス改善 システム全体が高負荷のときにDB接続タイムアウトが発生する問題を修正しました。 ■クライアント:検索ボタンを押すとエラー 状況表示一覧等で検索ボタンを押すとNullPointerExceptionが発生してエラーになる 問題を修正しました。 ■クライアント:ListGeneratorのsetLumpMode(4)で取得した一覧が不正 ListGeneratorのsetLumpMode(4)では代行権限が設定されている伝票の一覧が取得 できますが、その中に代行権限のない伝票が含まれる問題を修正しました。 ■クライアント:Oracle 10g:伝票一覧で時間が表示されない 伝票一覧の更新日時の表示で、日付は表示されるが時間が表示されない問題を 修正しました。(Oracle 10gのみ該当) ■クライアント:転記先の状況表示文書へのURLを開くときのメッセージが不正 状況表示の処理履歴において、転記先の状況表示文書の参照権限がなくても URLが表示されるのは仕様だが、そのURLを開いたときに出るエラーメッセージ (DYOC02000)が不適切。権限がないことを知らせるメッセージ(DYOC02001)に変更 しました。 ■フローエンジン:DB2 V7->V8の以降後にDB転記エラーが発生する DB転記先のデータベースをDB2 V7->V8の以降後にDB転記エラーが発生する問題を 修正しました。FormWave Technote (# FWTEC0001)に回避策についての説明があります。 http://www-6.ibm.com/jp/software/websphere/formwave/technote/FWTEC0001.pdf ■フローエンジン:メールテンプレート関数getAllUsers(3) メールテンプレート関数getAllUsers(3)で現在の処理者が含まれる問題を 修正しました。getAllUsers()のデフォルト設定をgetAllUsers(7)に変更しました。 ■フローエンジン:Oracle 10g:Date型ユーザー定義カラムがコピーされない Date型ユーザー定義カラムがStatusInformationテーブルにコピーされない問題を 修正しました。(Oracle 10gのみ該当) ■フローエンジン:getDbConnectionで取得したコネクションがプールに戻らない プログラムノードのプログラムの中でgetDbConnectionで取得したコネクションが close()を呼んでもプールに戻らず、その結果としてFlowEngineがハングする問題を 修正しました。(ProgramNodeContext.AnotherVM=falseの場合のみ該当) ■フローエンジン:トレース出力情報が不正 イベント処理フレームワーク使用時に処理結果がfalseでもエンジントレース (fcengine.trc)にsuccessと出力される問題を修正しました。 ■メッセージ連携:受信キュー単一構成制約の解除 FC_SysQ_Out以外の受信キュー(FC_SysQ_In/FC_SysQ_Tmp/FC_SysQ_Err)について FormWaveシステム全体で1つとしなければならない制約を解除しました。 ■メッセージ連携:createSendMessageの例外がFatalエラーになる createSendMessageからExceptionがスローされたときにFatalエラーとなって メッセージ連携が停止する問題を修正しました。Exceptionがスローされたときは、 エラー伝票となります。ただしSQLException, JMSExceptionがスローされたときは、 エラー伝票とはならずにリトライ対象となります。 この修正はメッセージハンドラのcreateSendMessageメソッドのみ対象です。 これ以外のメソッドについては対象外です。 ■メッセージ連携:WebSphere MQをJMSプロバイダーにできない WebSphere MQをJMSプロバイダーにしてJMSリソースを構成する環境でメッセージ 連携が正しく動作しない問題を修正しました。 ■デザイナー:フィールド名の入力 フィールド名に「_」が入力できない、大文字は2度タイプしないと入力できない、 問題を修正しました。(FormConnect.jarで修正されます) ================================================================================ 5.フィックス・パック適用手順 -------------------------------------------------------------------------------- FormWave クライアントサービスまたはフローエンジンが稼働するすべての マシンについて以下の手順1〜3を実行してください。 1.WebSphere Application Serverの管理コンソールでFormWave関連の エンタープライズ・アプリケーションを停止してください。 例)FormWave/FlowEngine/ProgramNode/MessageService 2.現在ご利用のモジュール(fcserver.jar ※1, FormConnect.jar ※2)の バックアップを取り、今回のモジュールで置き換えて下さい。 3.WebSphere Application Serverの管理コンソールでFormWave関連の エンタープライズ・アプリケーションを再始動すれば適用完了です。 ※1 fcserver.jarは次のディレクトリにあります。 (FormWave導入ディレクトリ)\lib\fcserver.jar ※2 FormConnect.jarは、次の場所にあるものを置換してください。 (FormWave開発環境導入ディレクトリ)\com.ibm.FormConnect.design.eclipse\ FormConnect.jar ================================================================================ 6.バージョン確認方法 -------------------------------------------------------------------------------- フィックス・パックを適用後に以下の方法でFormWaveのバージョンを確認してください。 1.FormWave導入ディレクトリの下のengineディレクトリに移動します。 2. 以下のコマンドを実行します。 Windows版: fctool FWVersion [Enter] AIX版/Linux版: ./fctool.sh FWVersion [Enter] 3.表示を確認します。 6.0.0のFixPack 1の場合は、 FormWave for WebSphere Version : 6.0.0.1 と表示されます。