IBM® WebSphere® Enterprise Service Bus V6.2は、以下のような主要な機能と利点をサポートします。
ポリシーに基づく新たな接続性を提供
- 管理者がポリシー・ベースでサービス・メディエーションを構成する際の柔軟性が向上します。
- ポリシー・ベースで管理できる完全なメディエーション機能が提供されます。
- WebSphere Service Registry and Repositoryとの連携によって、ポリシー管理とガバナンスが維持されます。
Webサービス標準に対するサポートの強化
- WS-I Reliable Secure Profile、SOAP 1.2、WS-Reliable Messagingのサポート、およびそれらをサポートする標準のサポートにより、相互運用性が向上します。
- Webサービスのポリシー・セットにより、サービス品質の管理が容易になります。
- JAX-WS 2.0、JAXB 2.0、SAAJ 1.3、StAX 1.0に基づいた新しいWebサービス・バインディングのプロビジョニングを通じて、開発が容易になります。
サービス・メディエーション機能の強化
- サービス・ゲートウェイのシナリオにおける柔軟性が向上します。
- パターンを分割・集約する並列処理によって、パフォーマンスが向上します。
- WebSphere Process Serverソリューションをサポートするための統合が容易になります。
プラットフォーム・ベースのエンタープライズ・サービス・バス(ESB)
以下を含むサービス指向インターフェースが採用され、柔軟性が向上します。
- 各JMS プロバイダー、WebSphere MQ、TCP/IP、SSL、HTTP(S) を含むさまざまなメッセージング・プロトコルと、柔軟性や再利用性を高めるマルチキャストがサポートされています。
- 多様な対話モデル(要求/応答、point-to-point、パブリッシュ/サブスクライブ、マルチキャスト)が提供されます。
- 高度なWebサービスがサポートされています。これらのサービスには、SOAP/HTTP、SOAP/JMS、WSDL(Web Services Description Language)、Web Services Gateway(WS-Security などの WS-* 標準をサポートするゲートウェイ)、WS-Atomic Transactionsなどの最先端の機能が組み込まれているほか、サービス・エンドポイントのメタデータを公開・管理する際に使用できるUDDI Registryレジストリーも含まれます。
- お客様の環境を拡張する総合的なクライアント・パッケージです。
- JCAベースのアダプターを含む多様なWebSphere Adapterに加えて、数百に上るISV製ソリューションがサポートされます。
- 事前構築済みメディエーションの使用により、時間と開発コストを節約できます。
- ビジネス処理負荷の変化に応じて動的な再構成が行われます。
- 幅広い業界標準スキーマにわたって相互運用性を拡張するために、WSDL/XSDがサポートされています。
使いやすさと、ビジネスの柔軟性
- インストール・ファクトリーの機能が強化され、特定のフィックス・レベルでインストール環境を定義・構築できるようになったほか、インストール環境に他のファイルを追加したり、不要な機能を除外したりすることも可能になりました。
- すべてのWebSphereプラットフォームとの整合性を持つ、Eclipseベースのプロファイル管理ツールを備えています。
- 構成管理機能が強化され、デプロイメントが容易になりました。
- パターン・ベースの構成がサポートされているため、WebSphere Application Server Network Deploymentクラスターを構成したり、WebSphere Enterprise Service Busのデプロイメント環境に必要とされる全リソースを構成する際の、管理者の効率が向上します。
- WebSphere Integration Developerにより、JavaやJ2EEに対する最小限の知識で統合ロジックを迅速に開発することが可能な、対話型でビジュアルな統合環境が提供されます。
接続機能と変換機能の統合
- JMS 1.1 Application Server Facilities(ASF)に準拠したサード・パーティー製メッセージング・プロバイダーとの統合や、WebSphere Application Serverの汎用JMSリソースの自動セットアップが可能になります。
- 最新のRESTfulサービス・クライアントやレガシーWebサービスとの汎用的な対話(HTTP使用)が新たにサポートされています。
- 新規WebSphere Transformation Extenderとの統合により、複雑なデータ形式や各種の業界標準に対応する総合的な変換機能が提供されます。
- エクスポート/インポートやいくつかの形式に対応したサンプル・シナリオが、カスタムのデータ・サンプルとともに用意されています。
- パブリッシュ/サブスクライブWebサービス用にWeb Services Notificationがサポートされています。
- ビジネス障害へのサポートが強化され、ビジネスと実行時例外(RuntimeException)の間の区別が可能になります。
- WSDL/XSDに対するサポートが強化され、多数の業界標準XMLスキーマの使用が可能になります。
- インターフェース/修飾子に基づく暗黙的な検証と、プログラム化された明示的な検証の両方が可能な、Business Object Instance Validatorが提供されます。
- パブリッシュ/サブスクライブWebサービス用としてWS-Notificationがサポートされています。
WebSphereプラットフォームとのシームレスな統合
- WebSphere Application Server V6.1では、WebSphere Application Server V6.1で導入された新しい機能・利点がWebSphere ESBに継承されるだけでなく、WebSphere ESBのソリューションとしてWebSphere Application Serverを使用できるようになります。
- WebSphere Application Server XDサポートが強化されています。
- i5/OSRがサポートされているため、WebSphere Enterprise Service BusをSystem i上で実行し、i5/OSのネイティブ機能を利用することが可能です。
- System i システムのIBM DB2®に対するリモート・サポートによって、i5/OSアプリケーションとの統合が可能になります。また、i5/OS上で稼働しているリレーショナル・データベース管理サーバーを使用できるようになります。
- 64ビットの Microsoft® Windows®およびUNIX®プラットフォームがサポートされています。
- Windows Vistaが非実稼働環境の設計/開発/テスト用プラットフォームとしてサポートされているため、Microsoftの最新バージョンのデスクトップ・オペレーティング・システムを使用できます。
- 既存のWebSphere MQメッセージング基盤を拡張し、オープン・スタンダード・ベースの方法で、新しい環境と統合することができます。
- WebSphere MQによるSCAネイティブのバインディングが可能なので、統合がより迅速・簡単になります。
- IBM Tivoli® Access Manager、Tivoli Directory、Tivoli Composite Applicationとの緊密な統合によって、フェデレーテッドESBモデルに拡張することができます。
より高度な対話をサポートするメディエーション機能
- 新規のビジネス・オブジェクト・マップ(Business Object Map)プリミティブによって、メディエーション・フロー内へのマップの組み込みが容易になり、メディエーションにおけるサービス・オブジェクト変換機能が強化されます。
- 新規のサービス起動(ServiceInvoke)プリミティブによって、要求/応答フロー内からのターゲット・サービスの呼び出しが可能になり、サービス品質が向上します。
- 新規のファンアウト、ファンイン、インライン・サービス起動プリミティブによって、メッセージを部分的に分割・集約し、複数のサービスを呼び出すことができます。これにより、単独/複合メッセージの処理が改善されます。
- カスタムのメディエーション・プリミティブが強化されているため、新規のターミナルを定義できます。
- メッセージ型の設定(Message Element Setter)プリミティブが強化されています。
- メッセージ・ロガー(Message Logger)プリミティブによって、システム全体に共通するデータベース・サポートとスキーマ識別子が提供されます。

