WebSphere Application Serverが選ばれる理由
1. 業界シェアNo1の実績
WebSphere Application Serverは1998年に発表・出荷開始されて以来、業界を代表するWebアプリケーション・サーバーとして、国内外の多くのお客様に採用されてきました。世界および国内におけるアプリケーション・サーバーのシェアの調査においても、IBMは常にトップクラスに位置付けられています。IDC Japanの調査によると、2010年のアプリケーション・サーバー・ミドルウェア市場における国内シェアの第1位はIBMとなっています。
WebSphere Application Serverは、アプリケーション基盤として、様々な業界、業種において採用されています。銀行のインターネット・バンキングや証券会社のオンライン・トレーディング・システム、航空会社や鉄道会社のオンライン予約システムなど、ミッション・クリティカルなアプリケーションにおける採用実績も豊富です。
例えば、オンライン証券会社の大手であるCharles Schwab社では、WebSphereを使用して1日に1650万トランザクションを処理しています。テニスのWimbledonでは、ピーク時に1分あたり100万ヒット、スコアボードへの同時アクセス数も3万に達しますが、このシステムもWebSphereが支えています。
2. 安心して使用できるアーキテクチャー設計
WebSphere Application Serverには、IBMが長年ホスト・システムで培ってきた、基幹システムに必要とされる技術が数多く組み込まれており、厳しい要件が求められるシステムにおいても安心して採用することができます。例えば、24時間365日の運用を可能にする高い可用性、障害時にも重要なデータを保護するためのトランザクション保障、堅牢なシステムを実現する高度なセキュリティー、システム利用者の増加に合わせて拡張可能なスケーラビリティー、システム管理者の負荷を軽減する高度な運用管理機能など、Javaアプリケーション・サーバーを企業のアプリケーション基盤として採用するために必要となる機能・性能が充実しています。
- 高い可用性
WebSphere Application Serverは、Webサーバー(ApacheベースのIBM HTTP Serverを同梱)、Webコンテナー、EJBコンテナーの3段階でワークロード管理機能(負荷分散)とフェイルオーバー機能を提供しています。各コンポーネントに障害が発生した場合には、自動的に稼動中のサーバーにフェイルオーバーされ、リクエスト処理が続行されます。
WebSphere Application Sever V6.0からは、アプリケーション・サーバーの各プロセス内に高可用性マネージャー(HA Manager)というコンポーネントが組み込まれ、シングルトン・サービスの自動フェイルオーバーが可能になりました。これによりWebSphere Application Server におけるSingle Point of Failureが完全に排除されています。アプリケーション・サーバーのプロセスに障害が発生した場合、そのプロセスが実施していたメッセージングやトランザクションといったシングルトン・サービスは、クラスター内の稼動中のアプリケーション・サーバーに自動的に引き継がれ、処理が続行されます。このフェイルオーバーはクライアントに対して透過的に行われるため、クライアントはプロセスがダウンしたことを意識することはありません。複数のリソースにアクセスするトランザクションについてもフェイルオーバーの対象となるため、障害時においてもリソース間におけるデータの整合性が保障されます。

図1:高可用性マネージャー(HA Manager)によるシングルトン・サービスの引き継ぎ
- 高度なセキュリティー
WebSphere Application Serverでは、堅牢なシステムを構築するために必要となるセキュリティー機能も充実しています。WebSphereの管理セキュリティーを有効にすると、各コンポーネント間の通信にはSSLが使用され、管理コンソールのログインや管理コマンドの実行にはユーザーIDとパスワードが必要になります。ユーザーの権限の管理として、WebSphere Application Serverは8つのロールを提供しており、全ての操作が可能な管理者権限から、状況の確認のみが可能なモニター権限まで、ユーザーの権限を細やかに管理することができます。WebSphere Application Server V7.0からは新しく監査員というロールが追加され、このロールに割り当てられたユーザーは、セキュリティー監査の設定や監査状況の確認を行うことができるようになりました。監査の信頼性を高めるために、監査員の権限と管理者権限は分離されており、管理者権限を持つユーザーでもセキュリティー監査の設定変更は行えないように設計されています。

図2:管理者と監査員の権限分離
さらにWebSphere Application Serverでは、セル内のアプリケーション・サーバーやクラスター、アプリケーションといったリソースごとに管理ロールを割り当てることができます。例えば、同じアプリケーション・サーバーに複数のアプリケーションが配置されているような場合でも、アプリケーションごとに管理者権限を持つユーザーとモニター権限を持つユーザーを分離することができます。このようにWebSphere Application Serverでは、大規模なセルを運用する場合でも、お客様の要件に応じて、きめ細かくセキュリティーの構成を行うことができるのです。

図3:リソースセットに応じて管理ロールの割り当てが可能
このように13年間に渡って、お客様がアプリケーション基盤に求める機能を充実させてきた結果、WebSphere Application Serverは世界中で1万9000社以上の企業に採用されています。Fortune 500に掲載されている企業の約90%がWebSphere Application Serverを選択している事実があります。
WebSphere Application Server上で稼動するISVのアプリケーションは9,000を超えており、WebSphereのコミュニティに参加する開発者は200万人を超えています。WebSphere Application Serverは世界中の企業や開発者から支持されているのです。WebSphere Application Serverの開発に関連して13年間で800件以上の特許が取得されてきたことも、WebSphereの先進性を証明しています。
WebSphere Application Serverは、Java EE、Webサービス、XMLなどの最新のオープン・スタンダードに準拠したアプリケーション基盤であり、企業のアプリケーション基盤として安心して使用できる、海外および国内で実績No1のアプリケーション・サーバーなのです。
IBM、IBMロゴ、ibm.comおよびWebSphereは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。


