WebSphere MQ(以下、MQ)は17年以上にわたって、メッセージ基盤としてお客様のビジネスの俊敏性を支えてきました。
日本でシェア No1のメッセージ基盤で、世界中の10,000件を越すプロジェクトで採用されている実績のあるソリューションです。
今回 のV7.1では、既存資産を活かしながらさらに、適用領域を広げ、低遅延を実現する機能の追加や、セキュリティーの強化が行われました。また、移行の負荷を軽減する機能の追加もあり、すでにMQをお使いのお客様にとっても、最新の機能をご利用しやすくなっています。
MQ V7.1新機能ハイライト

MQの適用領域をさらに広げるマルチキャスト機能の追加
MQは、キューを介してシステム同士を1対1で接続するポイント・ツー・ポイントの接続形態だけでなく、多数のシステム同士がn対nの関係でメッセージの配布を行えるPublish/Subscribeもサポートしています。 Publish/Subscribeの機能を利用すると、アプリケーションの書き換えやシステム構成の変更なしにメッセージの交換に参加するシステムの増減に対応できるようになり、データ連携基盤に非常に大きな柔軟性をもたらします。MQ V7.1ではPublish/Subscribeの機能が大幅に拡張され、超高速、低遅延のメッセージ配信を実現する機能が追加されました。アプリケーション同士はネットワークのマルチキャストを利用してキューを介すことなく直接データを交換できます。

セキュリティーの強化
アプリケーション統合においてセキュリティーの脅威への対応は、ますます注目を浴びている分野です。MQは業界標準のSSLによる認証と暗号化の他、多様なセキュリティー要件に柔軟に対応できるように、通信コンポーネントであるチャネルに対してユーザーが独自のセキュリティー実装を組み込めるメカニズムを提供してきました。 多くのお客様からの要望にお応えし、V7.1からMQ製品本体にセキュリティーの仕組みを取り入れました。 MQ V7.1からは接続先のキューマネージャー名やIPアドレスなど、複数のルールに基づく認証機能が製品機能として簡単な構成のみでご利用いただけます。
さらに、SSL利用時に選択可能な暗号化アルゴリズムが増え、より暗号強度の高い通信が行えるようになりました。

移行の負荷を軽減するマルチバージョン・サポート
MQは過去の資産を最大限に保護するために、バージョン・アップの際にも最大限の注意を払って設計されています。ほとんどのお客様ではMQのバージョンアップの際、アプリケーションを再コンパイルすることなく移行先の環境でそのままお使いいただけています。
また、MQのミドルウェア構成も新しいバージョン向けのものに自動的にマイグレーションできるようになっており、移行の手間は最小限に抑えられていました。新しくリリースされるMQ V7.1では、上記のような移行のしやすさに加えて、同一OS内に複数のMQを混在させることが可能になりました。この新しい機能により現在稼働しているV7.0.1MQ環境と同一マシン上にV7.1環境を並立させ、段階的に移行を進めることができるようになります。移行に向けた利用負荷が低減されることになり、最新のMQで提供される新しい技術を採用いただく垣根がますます低くなりました。

その他の強化された様々な機能
このほかV7.1では次の機能強化も行われています。
- 仮想化環境のプロビジョニングに利用できるLinuxとAIXの仮想イメージの提供
- さらなるパフォーマンスの向上
- MQ Telemetry機能との統合機能
- MQクラスター利用時のより細やかな振分けルールの提供
- MQリソースの利用状況等を出力できるアクティビティー・レポート機能
- 再利用可能な形でMQ構成をダンプするためのコマンドの提供
- 権限管理のためのMQSCコマンドの提供
- MQクライアントのアクセス先をLDAP等の外部ディレクトリ・サービス上の情報を元に選択する機能
MQ 最新バージョン情報
アップデート・ワークショップ
(3月1日開催)技術者を対象に、MQ V7.1の新機能についてわかりやすくご紹介します。
評価版ダウンロード
MQ V7.1 すべての機能を90日間、ご利用いただけます。
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