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事例紹介

NDIコンピューターサービス株式会社

 

価格、実績、性能、移行プロセス、サポート体制

すべてを綿密に検証して、IMSデータベース管理製品群を採用

ニッセイ同和損害保険株式会社の情報システム、バックオフィス担当システム会社であるNDIコンピューターサービス株式会社は2002年5月、基幹データベースのメンテナンス業務の遂行にあたって、独立系ソフトウエアベンダー(以下ISV)ツールからIMS High Performance Load、IMS High Performance Unload、IMS High Performance Pointer Checkerへリプレースしました。戦略的な価格体系のみならず、金融業界での実績、高いパフォーマンス、移行作業の容易さ、日本にも拠点を持つサポート体制など、さまざまな要因を総合評価しての選択でした。

インダストリー

保険


ソフトウェア


ハードウェア


ソリューション

ホスト・コンピューターの基幹データベース・メンテナンス

新しい保険システムのあり方を日夜追求


2001年4月、同和火災海上保険とニッセイ損害保険の2社が合併してニッセイ同和損害保険株式会社が誕生しました。NDIコンピューターサービス株式会社は、ニッセイ同和損害保険株式会社のシステム開発・保守・運用とシステムに関する業務部門を担う戦略システム会社です。
産業界に規制緩和が進む中、損害保険をめぐる事業環境も急速に変化しつつあります。その中にあって、同社は時代の変化に敏感に対応し、今まで以上に競争力を高めようと、バックオフィス業務の効率化とともに、情報システムの改善・発展に取り組んでいます。「お客様の大切な保険データを守るのは我々」という大きな使命感を抱きつつ、情報処理技術のトレンドを見据え、日夜新しい保険システムのあり方を追求しています。

データベース保守はシステム資源の有効利用に重要


同社システム部システム運用グループは、ホスト・コンピューターのIBM S/390の円滑な運用を推進するグループです。その重要な業務の1つに、データベースの保守があります。S/390には、契約管理、損害管理、会計業務などに必要な基幹データが収められています。それらのデータの多くは日々内容が更新されるため、データベース内で無駄なスペースを占有したり、データがちらばって配置(断片化)されたりして処理効率の低下を招くようになります。
ホスト・コンピューターの貴重なシステム資源を有効に活用するためには、そのような無駄を許しておくわけにはいきません。そのまま放置しておけば、いずれはシステム全体のパフォーマンスの劣化にもつながっていきます。
そこでシステム運用グループでは、スペース効率の向上、断片化の解消、アクセス効率の向上などを目的として、データを一度アンロードして、もう一度ロードするという再編成の作業を日常的に行っています。この再編成の作業を毎日実行するデータベースが数十あり、これらに加えて週次、月次で実行するデータベースも百以上あります。

ホストシステム構成図

コスト削減を模索する中でIBM製品と出会う


同社はアンロード/ロードによる再編成の業務に、これまでISVの提供するデータベース管理ツールを利用してきました。性能に不足はなかったものの、価格の高さが問題になり始めていました。景気低迷が長引く昨今、コスト削減は社をあげての命題でした。
NDIコンピューターサービス システム部 システム運用グループ グループ長の橋本俊明氏は次のように語ります。
「事業費が高止まりのままだと、保険の場合どうしても最終的には料率に影響が出かねません。それは他社と競争する上で大きな問題となります。システム部においても、コスト感覚を持つことは、今や部員に求められる重要な条件のひとつです」
そこで、日本アイ・ビー・エム(株)の営業担当者に紹介されたのが、IMS High Performance Load、IMS High Performance Unload、IMS High Performance Pointer Checkerといった、IMSデータ管理ツール製品群でした。ISV製ツールに勝るとも劣らない性能を誇りながら、実勢価格でも1/2以下。それはシステム運用グループにとって大きな驚きでした。ただし、基幹システムのデータベースに使用するツールですから、いくら価格が安価でも信頼性がなければ選択することはできません。しかし、IBMのIMSデータ管理ツールは、すでに銀行などの日本の金融機関で採用されており、実績があったのです。

5つのポイントで優位性を評価して選択


価格に優位性があり、実績もある。残された検討課題はパフォーマンスと移行作業の容易性でした。そこでNDIコンピューターサービス システム部 システム統括チームの輪島憲氏は、対象となるデータベースから代表的な編成のものをいくつかピックアップして、2001年8月から約2カ月間、それぞれのツールの稼動確認およびベンチマークテストを行いました。その結果、アンロード/ロードはISV製ツールと同等またはそれ以上の性能を有していると認められたのです。
移行作業も非常にスムーズに進行しました。同社ではアンロード/ロードに関してJCLを生成するプログラムを使用していました。そのため、移行に関してはこのプログラムを変更するだけで、その作業のほとんどを終えることができました。
さらに、IBMのIMSデータ管理ツールが有利だった点があります。日本アイ・ビー・エムのデータ管理ツール担当開発チームからアドバイスを受けられたことです。これは、ユーザーにとって大きな魅力でした。
こうした検討を踏まえて、IMS High Performance Load、IMS High Performance Unload、IMS High Performance Pointer Checkerの3製品の採用が正式に決定しました。
「価格、実績、性能、移行作業、サポート体制。これら5つのポイントが揃ったことが大きかったですね。特に、すでに金融業界で実力が証明された製品であることも、安心できました」
輪島氏は、選択の理由をこのように語ってくれました。

今後も性能を見ながらシリーズ製品を検討


IMS データ管理ツール製品群は、2002年5月、S/390のCPUのアップグレードとOSのバージョンアップのタイミングに合わせて導入されました。輪島氏によると、Load/Unloadに関してはその日から、また、Pointer Checkerについても多少出力帳票の形式に変更があったものの内容的には過不足なく、すぐに慣れたそうです。
同社では今後も、業務を効率的に行うためにIBMのデータ管理ツールの採用を検討していきたいと考えています。当面視野に入れているのが、障害時や災害時に備えたバックアップ/リカバリー関連ツールであるIMS High Performance Change Accumulation UtilityとIMS Image Copy Extensionsの2製品です。これまでの製品同様、機能、パフォーマンスなどを検証しながら導入を検討していく予定だとのことです。
信頼性を維持しつつ市場競争力を獲得するため、IBM S/390データ管理ツールを選択したNDIコンピューターサービス。時代の変化に対する対応の速さは、確かなものでした。

システム部システム運用グループグループ長橋本 俊明氏
システム部
システム運用グループ
グループ長
橋本 俊明氏

システム部システム運用グループ輪島 憲氏
システム部
システム統括チーム
輪島 憲氏

お客様プロフィール


所在地
兵庫県西宮市奥畑6番140号(ニッセイ同和損害保険事務センター内)

代表取締役
道明 盛正

事業内容

  1. ニッセイ同和損害保険のシステム開発・保守・運用
  2. ニッセイ同和損害保険のシステムに関する事務処理業務