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- リレーショナル・データベース業界をリードしてきた DB2 for z/OSの革新的な技術
- pureXMLをサポートするハイブリッドDB
- SQLの拡張
- パフォーマンスとスケーラビリティの向上
- 可用性の向上
- セキュリティーの向上
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リレーショナル・データベース業界をリードしてきた DB2 for z/OSの革新的な技術

メインフレームのDB2は83年にIBM初のリレーショナル・データベースとして登場して以来、20年以上の歴史の中で、22のリリース・バージョンを発表してきました。それぞれ同時期に発表したハードウェアおよびオペレーティング・システムの新機能を活用した革新的な新機能を実装しています。
並列シスプレックス技術をベースとするデータ共用環境やオンラインで実行可能な各種データベース保守ユーティリティーは、 お客さまのミッション・クリティカルな業務の24時間365日ノンストップ運用を実現しました。64ビット・アドレッシングの適用による広大な仮想記憶域の活用やディスクI/Oおよびクエリー処理などの各種並列処理の実装は、お客さまのビジネス成長にともない増大していくトランザクション量およびデータベース規模に対応し、高度に複雑化する業務を高パフォーマンスで実現しました。もちろん、Java/マルチメディア・データ/XMLデータベース/Webサービスへの対応など、時代の最先端をいく技術も実装しています。堅牢性・拡張性・連続可用性において他の追随を許さないSystem zおよびz/OSとのコラボレーションで数々の機能を提供する最強のデータベース・サーバー、DB2 9 for z/OSは真にエンタープライズなデータベース・サーバーといえます。
pureXMLをサポートするハイブリッドDB
DB2 9 for z/OSでは、XMLデータは挿入時に構文解析構造を保ったままXMLストレージと呼ばれる専用の領域に格納されます。つまり、XML最大の特徴である柔軟性を保ったままXMLデータを格納する事ができます。これにより、従来のRDBによるXMLサポートではなし得なかったビジネス・ニーズへの柔軟な対応を可能にすると共に、XML専用DBでは提供できないリレーショナル・データとのシームレスな連携を可能にします。
XMLデータの保護
RDBで培われたバックアップおよびリカバリーの仕組みによりデータを堅牢に保護します。また、データベース・セキュリティーを利用し適切なアクセス管理を行うことができます。
XMLデータへのシンプルなアクセス
RDBMSの管理下で一元的にデータを保管します。XMLデータの取得にはSQLを利用することができ、関連するリレーショナル・データとの連携も容易です。
既存の資産の活用
ユーティリティーやツールも新しいXMLデータタイプをサポートしますので、既存の運用基盤をそのまま活用できます。また、開発においても今までのRDBにおけるスキルを活かすことができます。管理コストやスキルの面も含め、XML専用DBへの二重投資は不要です。

ハイブリッドDBのpureXML
SQLの拡張
DB2 9はSQLの可搬性、利便性を高め、更なるデータの統合を可能にします。
- DB2ファミリー間での互換性向上
従来DB2 for z/OSではサポートされていなかった以下のようなSQLがサポートされ、DB2ファミリー間でのSQL可搬性が更に向上しています。- INSTEAD OF TRIGGER
- SELECT FROM UPDATE/DELETE/MERGE
- BIGINT/VARBINARY データ型
- 副照会でのORDER BY/FETCH FIRST の使用
- ネイティブSQLプロシージャー言語のサポート
新たにネイティブSQLプロシージャーが追加され、従来必要であったC言語ソースの生成およびコンパイルの手順が不要になりました。ネイティブSQLプロシージャーはDRDA経由で実行した場合、zIIPのオフロード対象になります。(zIIP:DB2専用エンジン)
パフォーマンスとスケーラビリティーの向上
新しい機能の実装はもちろん、DB2 9はパフォーマンスとスケーラビリティーの更なる向上のため、数多くの改善を行っています。
- INSERT時のパフォーマンス向上
新しい表作成時のAPPENDオプションにより、表の末尾にデータを追加挿入するという指定ができます。これによりデータ挿入位置を決定するための処理コストが削減されます。また、索引のページサイズ拡張によるページ分割の削減など、索引処理においても改善が行われています。 - LOB処理の改善
LOBロックを軽減するために、整合性チェックにLRSNおよびページ・ラッチを使用します。また、LOBサイズを基に、LOBデータそのものかLOCATORのどちらを送信するか動的に決定し、ネットワーク・トラフィックの軽減やFREE LOCATORの発生頻度を低減します。 - ログへのラッチ・コンテンションの軽減
大規模なINSERT/UPDATE/DELETEが混在するワークロードを実行している環境では、ログへのラッチ・コンテンションが問題となる場合があります。内部的な処理の仕組みを改善し、ログへのラッチ・コンテンションを軽減しています。 - 一時スペースの統合
一時データベース、作業ファイル用データベースなど、DB2が内部的に利用する一時ストレージを1種類に統合します。4Kおよび32Kのページサイズから自動的に適切なサイズを選択すると共に、データが少量の場合にはメモリー内で処理を行い、ワークファイル生成にかかるCPUとIOコストを削減します。
可用性の向上
オンデマンドなデータベース定義を更に推し進めます。オンラインREORGにおけるBUILD2フェーズの廃止、オンラインREBUILD INDEXのサポートなど、より一層の可用性向上を図っています。
- クローン表
クローン表とはベースとなる表と列定義や索引など、まったく同じ属性を持つコピー表を作成する機能です。データそのものはコピーされませんが、元表のアクセス中にもINSERT/LOAD等によるデータ操作が可能です。クローン表と元表を瞬時に切り替えることにより、オンラインLOAD REPLACEが実現されます。 - 新しい区分化スキーム(Partition by Growth)
区分キーの設定が不要な、データ量の増加に合わせて自動的に新規区分を追加する、新しい表スペース構造が提供されます。論理的には1つの表として扱いながら、並列処理による最適化など、区分表スペースのメリットを享受することができます。 - バックアップ/リカバリーの改良
FlashCopy機能を利用したサブシステム全体の高速なバックアップ取得/回復が可能なBACKUP/RESTORE SYSTEMユーティリティーにおいて、オブジェクト単位の回復が可能となります。
セキュリティーの向上
企業におけるコンプライアンス/監査の要求に応え、更なるセキュリティー機能を提供します。
- ROLEとTrusted Context
仮想的なIDとして使用可能なROLE、特定の接続元を特定のIDやROLEに紐付けるための仕組みであるTrusted Contextが提供されます。これにより、個々のIDに権限を付与することなく権限管理を行うことや、コネクション・プーリングによりパフォーマンスを維持したまま監査においてエンド・ユーザーを識別することが可能になります。 - 監査機能の向上
監査トレース時のフィルタリングにおいて、V8で導入されたSet Client Information APIなどに対応した項目が追加されましたのでフィルタリングが行えるようになります。これにより、きめ細やかに監査対象のオブジェクトを絞り込むことができます。
