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高機能のトランザクション・マネージャーと階層型データベース・マネージャー

IMSは1968年に初めて月面着陸を成功させたアポロ計画の基幹システムとして開発され、その後 40年以上の歴史の中で、バージョンアップを重ねてきました。高いパフォーマンス、拡張性、可用性、信頼性、保全性を提供し、現在も多くのお客様にて、大量のトランザクション処理および大容量データ処理を必要とする、ミッション・クリティカルな基幹業務で広くお使いいただき、高い評価を頂いています。
ハードウェアおよびオペレーティング・システムの進化、また、Java言語やWebサービス、XMLデータベースといったIT技術の動向とともに、IMSもまた進化し続けており、お客様のシステムにさらなる価値をもたらす新機能を、継続的に提供しています。
IMSの提供する高パフォーマンスや高可用性といった優れた特徴を享受しながら、同時にオープンな環境からIMSのデータやアプリケーションに自在に連携し、お客様のシステムをより柔軟に拡張することができます。堅牢性・拡張性・連続可用性において他の追随を許さないSystem zおよびz/OSとのコラボレーションで、数々の機能を提供するIMSは、真にエンタープライズなトランザクション・サーバーかつデータベース・サーバーといえます。
IMSのServices Oriented Architecture(SOA)対応における開発戦略
IMSは既に多くのお客様で高トランザクション、大量データ処理の基幹業務でお使いいただいています。そのIT資産をそのまま活かしつつ、新しいテクノロジーを取りいれたアプリケーションの開発を可能にしています。そのために、IMSはWebサービス、Javaサポート、XMLサポートなどの多くの技術を取り込んできました。あらゆる角度からのインターフェースを可能にしているので、SOA構築の実現に大きな貢献をしています。

IMS XMLをサポート
IMSのXML対応のトランザクション機能として、XMLデータを処理するIMSアプリケーションの新規開発および既存アプリケーションとの連携のための各種手法を提供しています。IMSのXML対応のデータベース機能として、IMSのXMLデータベース機能は、IMS Javaの拡張機能であり、IMSデータベースからのXML文書検索、または、IMSデータベースへのXML文書格納を可能にしています。さらに、IMS V10ではXMLデータへのアクセス機能を強化し、業界標準であるXQueryを適用しました。
IMS V10新機能 � 統合を推進
オープンスタンダードに準拠した仕様での、他の製品群やインターネット経由の他のプラットフォームとの連携を可能にしました。IMSアプリケーション開発環境の改善や接続の容易性を実現するための最新のツール群を効果的に利用することが可能になり、お客さま環境における開発生産性を向上します。
- APPC, OTMA, ODBA , IMS Connect の各機能における接続性を向上
- SOAP Gateway機能を拡張し、さらに他の環境との接続性を向上
- IMSのXMLデータへのアクセス機能を強化し、業界標準であるXQueryを適用
IMS V10新機能 � さらなる管理容易性
管理容易性向上への取り組みにより、IMSの運用におけるオートノミックコンピューティングの適用、導入・カストマイズ・保守の簡素化・計画内外停止時間の削減・IMSユーザーに対するトレーニング時間の短縮を実現しています。
- 動的リソース定義(Dynamic Resource Definition:DRD)の実装により、システム資源定義作業を簡素化
- ACBLIBのオンライン変更機能(OnLine Change:OLC)を拡張
- コマンド発行・保守管理プロセスの改善により、システム管理作業におけるワークロードを軽減
- EWLM (Enterprise Workload Management) に対応
IMS V10新機能 � 拡張性の向上
バーチャライゼーションへの取り組みとアクセシビリティーの拡張により、ヘテロジニアス(異種分散)環境におけるIMSトランザクションおよびデータベースの活用を拡張しています。また、最新のハードウェエアおよびソフトウェアのファシリティーを活用し、IMS本体のパフォーマンス・キャパシティー・可用性・障害時の回復プロセスを最適化しています。
- 並行RECONアクセス機能の実装により、トランザクションの処理性能を向上
- MSC経由でのメッセージの送受信量を増大し、トランザクションのスループットを向上
- システムデータセット管理, ユーティリティー機能を向上
さらなるアプリケーションの活用を実現するツール
IMSの資産である既存アプリケーションを、オープン環境などの新しい環境と連携させるために、IMS TM Resource Adapter やIMS SOAP Gateway などが提供されております。これらの機能は、IBMがお勧めする以下の標準開発ツールにも組み込まれています。Javaの開発者におなじみのEclipseをベースとした開発環境が提供されるため、メインフレームやIMSに関する知識がなくても、IMSのアプリケーションを呼び出すJavaなどのアプリケーションを容易に開発することができます。
- Rational Application Developer (RAD)
Eclipseベースのアプリケーション開発ツール - Rational Developer for System z (RD/z)
メインプレームのアプリケーション開発環境もサポートする統合開発ツール - WebSphere Integration Develeoper (WID)
Eclipseベースのビジネス・プロセス開発ツール
IMSのデータをさらに活用するツール群
- レプリケーション
データベース間でデータを自動複製する機能 - イベント・パブリッシング
データ更新をXML形式のMQメッセージとして発行し、関連アプリケーションに配布する機能 - フェデレーション
複数の多様なデータ・ソースを単一の仮想データベースのように扱い、アプリケーションからのリアルタイム・アクセスを可能にする機能
| 製品名 | 機能 | 説明 |
|---|---|---|
| InfoSphere Classic Replication Server for z/OS | レプリケーション | IMSなどの非リレーショナル・データをリレーショナル・データベースにレプリケーション |
| InfoSphere Classic Data Event Publisher for z/OS | パブリッシャー | IMSなどの非リレーショナル・データベースにおけるデータ更新をMQメッセージとして発行・配布 |
| InfoSphere Classic Federation Server for z/OS | フェデレーション | IMSなどの非リレーショナル・データベースにSQLインターフェースでアクセス |
| IMS DataPropagator for z/OS | レプリケーション | IMSデータをDB2 for z/OS、またはIMSにレプリケーション |
| InfoSphere Replication Server for z/OS Q-Replication | レプリケーション | WebSphere MQを使用するDB2 for z/OSのデータの高速なレプリケーション |
| InfoSphere Replication Server for z/OS SQL | レプリケーション | 多種多様なリレーショナル・データベースをソースとしてサポートするレプリケーション |
| InfoSphere Data Event Publisher for z/OS | パブリッシャー | DB2 for z/OSにおけるデータ更新をMQメッセージとして発行・配布 |
