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新世代の遠隔グラフィックス表示方式を採用したホステッド・ワークステーション
CADソフトのユーザーや、リアルタイム・トレーダーなどのユーザーは、高度なグラフィックス機能や周辺機器を必要とするワークステーションを、常に自分の席の近くに設置しています。しかし、ワークステーションが次々に増殖することは、多くの問題を引き起こす原因となります。
たとえば、ワークステーションの大きなボディを、机の上や、机の下の小さな空間に置かなければなりませんし、ワークステーションの数に応じて排熱量が増えるなど、その問題点は枚挙にいとまがありません。
IT管理者とユーザーは、このような問題を解決するより良いソリューションをずっと求めていました。
ワークステーションのユーザーが最も望んでいることは、パフォーマンスの向上と、周辺機器の互換性の問題の解決です。しかし、残念ながら、従来のソリューションでは、これらの問題は解決できませんでした。
IBM BladeCenter® HC10は、ユーザーが必要とする高度な演算処理をデータセンター側に集中させ、ネットワークを通じて、ワークステーション・コネクション・デバイスCP20側にワークステーション並みの機能を供給します。さらに、ユーザーが求める高いパフォーマンスおよび機能と共に、優れたセキュリティをも提供できる、理想的なソリューションです。
データ圧縮専用チップの搭載により、ハイ・パフォーマンスを実現
BladeCenter HC10は、CPU、ハードディスク、グラフィックス・エンジンを、データセンター内のワークステーション・ブレードに内蔵し、国内外で高い実績を持つブレード・サーバーIBM BladeCenterシリーズのシャーシに収納されます。そして、BladeCenterシャーシとネットワーク接続されたワークステーション・コネクション・デバイスCP20に対し、モニター出力とUSBポートを供給します。これにより各ユーザーは、ハードウェアとOS、アプリケーションを、あたかもそれらがCP20側にあるかのように利用できます。
また、パフォーマンスとセキュリティーのための暗号化と、ハードウェア・ベースのグラフィックス圧縮をシームレスに提供できます。
そして、もっとも重要なことは、一般的なネットワーク環境において、通常のワークステーションに比べても遜色ない十分なパフォーマンスをユーザーに提供できるという点です。
BladeCenter HC10では、OSやアプリケーションはHC10本体側にてインストール・実行され、その実行結果のモニター出力を、データ圧縮/暗号化専用のIGTAチップ(I/O&Graphics Transmission Adapter)でハードウェア圧縮して画像データ化します。
そして、BladeCenterシャーシとネットワーク接続されたデスクトップ上のCP20に送信されます。
このように、データ圧縮や暗号化の処理を専用チップで行うことで、CPUに負荷をかけることのない、ハイ・パフォーマンスを実現しています。
このため、たとえば、画面のフレーム落ちやリフレッシュの遅れによる画面の見づらさはありませんし、USBの完全互換のために、ブレードとCP20間でUSB信号を透過的に送受信し、あたかもワークステーション本体がその場にあるかのような快適な操作環境を提供します。
コネクション・ブローカーでさらに柔軟な運用を実現
BladeCenter HC10(ワークステーション)とワークステーション・コネクション・デバイス CP20は、通常1:1で接続されますが、これらにLeostream コネクション・ブローカーを組み合わせることで、複数のHC10および複数のCP20同士の接続を動的に割り当てられるようになります。
どのクライアントからも、ユーザーを任意のHC10へ接続・ログインさせる「フリー・シーティング」と、どのユーザーが操作しても、常に同じHC10とCP20を接続する「固定シーティング」などの機能が利用可能です。
また、フリー・シーティングの実現により、どのCP20からでも常に同じHC10にログインできる上、最大4,000km(通信状態による)も離れた地点にあるCP20から、まるでワークステーション本体が手元にあるかのようにHC10を操作できます。 また、各ユーザーに1台ずつクライアント/ワークステーションを用意する必要がないため、ハードウェア・コストを大幅に削減できます。
その他、HC10のWindows®セッションへのシングル・サイン・オン機能、CP20へ接続されるUSB機器に対するアクセス・コントロール機能により、堅牢な管理下にありながら、ユーザーにとってはシンプルで使いやすい環境を提供するほか、複数のコネクション・ブローカーと外部データベースの連動により、ダウンタイム・ゼロのための高い可用性と、将来のユーザー数の増大に対応できるスケーラビリティを実現します。
掲載された情報は2008年7月現在のものです。事前の予告なく変更する場合があります。
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