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株式会社 横浜ロイヤルパークホテル

IBM BladeCenterを核とするソリューションにより、異業種集積体であるシティー・ホテルにおける情報システムの拡張基盤を確立

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掲載日 2007年7月3日

横浜ロイヤルパークホテル外観と日本丸 横浜ロイヤルパークホテル(以下、YRPH)は、1993年に創業された国際クラスのシティー・ホテルです。国際都市「横浜」のシンボルであり、日本一の超高層ビルであるランドマークタワーの上層部(49階~70階)を占めており、603室ある客室は地上210m以上に位置し、全室がパノラマ・ビューとなっています。
高度なサービスを徹底追求する中で、2006年度には創業以来、最高の業績を達成しています。
ホテル業の基本は、24時間365日にわたって、常に安定したサービスを提供していくことに他なりません。当然、そのことはバックボーンとなる情報システムにも求められます。
そこでYRPHでは、IBM BladeCenter®、ストレージ統合、SANブート、VMwareといった最新技術の組み合わせによるソリューションを選択。これらによりサーバーの物理統合・論理統合、ダウンタイムの極小化を追求し、システムのさらなる信頼性・可用性向上を実現するとともに、将来へ向けての拡張基盤を築いています。

お客様ニーズ

シティー・ホテルという業態に特化して、さまざまな領域のIT課題にチャレンジ
シティー・ホテルであるYRPHのビジネス・モデルは、異業種の集積体であるといっても過言ではありません。宿泊、直営によるレストラン、婚礼・宴会を3本柱に業種は多岐にわたり、バックボーンには、それぞれ固有のシステムが機能しています。それだけに、ホテルのシステムには多数のサーバーが分散しています。YRPHにおいても、2000年よりクライアント/サーバー環境でのシステム構築を進める中で、サーバーの台数が増え続けており、これらを少人数で運用・管理していく上で、大きな負荷が生じています。
ホテルのシステムにおけるもう1つの特徴は、「24時間365日」のビジネスへの対応が必要であるということです。特に予約・インフォメーション・精算などといった顧客サービスが停止するようなシステム・トラブルは是が非でも回避しなければならず、そのための対策が最優先課題の1つとなっています。このことは、単にハードウェアの信頼性・可用性を向上させるという問題だけにとどまりません。
システムのリプレースの際にも、短時間で切り替え可能な技術が確立されていることが前提条件となります。YRPHにおいては、レストランが終了する午前1時から、朝食がスタートする午前6時までの5時間が、システム切り替えのタイム・リミットとされています。


ソリューション

1ベンダーとして、ブレード周辺のソリューションをトータルに提供

「ブレード・サーバーを核とするソリューションは世の中にたくさんありますが、1つのベンダーとしてトータルにソリューションを提供できていたのは、IBMだけでした。また、IBM BladeCenterが普遍的な設計ポリシーを有していることも評価の対象となりました。数年で製品の仕様が変わってしまっては、当社のシステム拡張に影響を与えかねないからです。その点、IBM BladeCenterは確固たる設計ポリシーを持っているので安心感がありました」

具体的には2007年4月より、顧客管理システムとレストラン・システム、婚礼・宴会システムがIBM BladeCenter上で稼働しており、またファイル・サーバーと次のバージョンアップとなる婚礼・宴会システムのテスト環境が、IBM BladeCenter上のVMware配下で稼働しています。
このシステム移管に際しては、3ヵ月前よりIBM BladeCenterを導入し、OSとデータベースの検証、バッチ・ファイルによるクライアント設定の方法などを含めて、綿密なテストを繰り返しながら、本番移行に臨みました。インフラ構築ベンダーやアプリケーション・ベンダーとのシームレスな協力体制のもとに、5時間での本番移行というミッションは予定通り遂行されました。


IBM選択の理由

ブレード・サーバー、SANブート、仮想化という3つのキー・テクノロジーに着目

  IBM BladeCenter
YRPHでは、2000年~2001年に構築したシステムがリプレースのタイミングを迎えていたことから、2006年4月ごろから新たなシステムの検討を行ってきました。同社 取締役 総支配人の小野寺康雄氏は、その際に次のような指針を示したと言います。

「シティー・ホテルという独自性が高い業態を維持・拡大していくためにも、情報システムのあるべき姿を追求していくことは、非常に意義があることです。しかし、ホテルの基本はあくまでも営業を優先して、お客様に迷惑をかけないということ。それだけに、新システムの検討・計画を進めるに当たっては、導入後の効果はもちろんのこと、リスクを確実に回避するための方法論を求めました」

この指針に基づき検討を重ねていく中で、YRPHではブレード・サーバーとSANブート、サーバーの仮想化という、3つのキー・テクノロジーに着目しました。同社 営業企画部 情報システム課 課長代理の佐藤雅幸氏は、その理由を次のように説明します。

「ブレード・サーバーを選んだ理由は、サーバーの物理統合ならびに省スペース化を求めたからです。また、SANブートは、複数台のサーバーのディスク統合を可能とし、機材・設備コストの低減に加えて、運用・管理の一元化を可能とします。また、SANブート機能により、サーバー障害時に起動先を切り替えて業務を継続することができるため、ダウンタイムの極小化を追求できます。
さらにSANによるストレージ統合を図ることで、万全のバックアップ・リカバリー・シナリオを築きたいと考えました。ディスク・ツー・ディスクでフラッシュ・コピーやボリューム・コピーを行うことで、バックアップ運用の簡素化と迅速化を図るとともに、リカバリー時間を短縮できるからです。実際に、OS障害によるCドライブの復元時間が20分程度で完了したという事例もあったので、心強く思いました。サーバーの仮想化は、1台のサーバーを仮想化して複数のアプリケーションを稼働させることで、将来にわたってリソースの有効活用が可能になると考えたからです。同時にテスト環境を仮想化領域で動かすことで、より安全な環境下で検証ができるなど、アプリケーションの入れ替え時のリスク軽減も期待できました」


将来の展望

2011年までに全システムをブレード化将来にわたって期待できる効果を実感


お客様情報

株式会社 横浜ロイヤルパークホテル

神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1-3

YRPHは、日本一の高層に位置する国際クラスのシティー・ホテルです。アクセス至便な立地にあり、ビジネス、コンベンションなどの都市活動を24時間サポートするとともに、世界を舞台に活躍する人々の安らぎのステージとして、真心を込めたサービスを提供しています。
また、客室はすべて52階~67階という日本で最も高い210m~263mに位置しており、窓からはベイブリッジや山下公園などのベイエリアはもとより、三浦半島や富士山まで関東一円を望めます。
横浜ロイヤルパークホテルロゴマーク


ビジネス・パートナー

株式会社CSIソリューションズ

東京都新宿区西新宿6-8-1住友不動産新宿オークタワー

1989年に旧株式会社CSK(現 株式会社CSKホールディングス)と日本アイ・ビー・エム株式会社の合弁企業として創業。以来、IBM製品のシステム販売をメインに、サーバーやセキュリティーなどのインフラ基盤の構築、ERPやCRM関連のアプリケーション開発、そしてそのシステムの運用まで、幅広いソリューションを提供しています。運用支援サービスとして、X-BladePackを展開中です。


製品・技術情報

IBM BladeCenter E シャーシ

 

IBM BladeCenter HS21

 

IBM System x™ 3650

 

IBM System Storage DS4700

 

IBM System Storage DS4000 EXP810

 

IBM System Storage TS3100

 

IBM TotalStorage® SAN16B-2

 

IBM UPS 7500XHV

 

BladeCenter Cisco GbE スイッチ・モジュール

 

Brocade 4Gb SAN スイッチ・モジュール


1 このカタログの情報は2007年7月現在のものです。内容は事前の予告なしに変更する場合があります。

2 本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

3 事例は特定のお客様での事例であり、全てのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

4 製品、サービス等詳細については、弊社もしくはIBMビジネスパートナーの営業担当員にご相談ください。