タブの始まり
タブの始まり
IBM Power Systems 省電力モードについて
当省電力モードは、稼動中のPOWER6/POWER7モデルに対し、On/Off設定がサーバー単位で可能でシステムを再起動することなく、即時反映されます。
設定はASMIやHMCから操作します。(HMCの場合は、スケジュール管理による省電力モードの自動設定も可能)
当モードを設定後もCPU使用率に余裕がある場合はパフォーマンスに影響を及ぼしませんが、あくまでも省電力が必要な場合に設定されることをお勧めします。
一定時間に大量の処理が必要なケースやより早い応答時間が要求される場合は通常モードでのご使用をお勧めします。
1.操作方法
HMCを接続していないPower Systemsの場合、静的省電力モードはASMIから設定を行います。 ASMIにログインし、「System Configuration」、「Power Management Mode Setup」 を選択します。
Power Saverのプルダウン・メニューをEnabledに変更し、「Save settings」ボタンを押して設定を反映させます。

ASMIへのアクセス方法については、以下URLをご参照ください。
GUIもしくはCLIで設定します。
(1) 省電力モードの対応可否の確認
HMC上で設定対象サーバーを選択した後で「属性」を表示します。 「機能」タブを確認し、省電力対応が「真」になっていることを確認します。
- ファームウェア省電力対応:適用されているファームウェアが、省電力モードに対応しているか否かを示します。この値が「偽」となっている場合は、Firmwareの更新が必要になります。
- ハードウェア省電力対応:省電力モードに対応しているサーバーか否かを示します。

CLIの場合:以下コマンドを実行し、最後の項目が両方とも1になっていれば対応済みです。
確認コマンド:
lssyscfg -r sys -F
"name,state,type_model,serial_num,firmware_power_saver_capable,
hardware_power_saver_capable"
実行例:
hscroot@hmc:~> lssyscfg -r sys -F
"name,state,type_model,serial_num,firmware_power_saver_capable,
hardware_power_saver_capable"
Server-8233-E8B,Operating,8233-E8B,1002XXX,1,1
(2)静的省電力モードの設定
HMC上で対象サーバーを選択し、 「操作」、「パワー・マネジメント」を選択します。
【プルダウン・メニュー】

【タスク・ウィンドウ】

パワーマネジメント・ウィンドウで、「望ましい省電力モード」のプルダウン・メニューから「使用可能」を選択し「了解」を押します。

CLIの場合:
以下コマンドで、現在の設定情報および設定変更を行います。
確認コマンド:
lspwrmgmt -m <managed system name> -r sys
変更コマンド:
chpwrmgmt -m <managed system name> -r sys -o enable | disable
実行例:
hscroot@hmc:~> lspwrmgmt -m Server-8233-E8B -r
sys name=Server-8233-E8B-SN1002XXX,type_model=8233-E8B,
serial_num=1002XXX,curr_power_saver_mode=Disabled,
desired_power_saver_mode=Disabled
hscroot@hmc:~> chpwrmgmt -m Server-8233-E8B -r sys -o enable
hscroot@hmc:~> lspwrmgmt -m Server-8233-E8B -r
sys name=Server-8233-E8B-SN1002XXX,type_model=8233-E8B,
serial_num=1002XXX,curr_power_saver_mode=Enabled,
desired_power_saver_mode=Enabled
HMCのスケジュール機能を使用すると、省電力モードのオン・オフ設定を自動的に行うことができます。
サーバー単位で設定を行うため、管理対象サーバーが複数台ある場合や、使用率の低い深夜に設定する場合に便利です。
HMC上で対象サーバーを選択し、 「操作」、「操作のスケジュール」を選択します。
【プルダウン・メニュー】

【タスク・ウィンドウ】

操作のスケジュール・ウィンドウで、「オプション」、「新規」でスケジュール操作を追加します。

操作方法として、「管理対象システムの省電力モードの変更」を選択します。

スケジュール操作の詳細を設定します。
「日付と時刻」、「繰り返し」タブでスケジュール情報を設定後、「オプション」タブで、省電力モードを指定します。省電力モードをONにする場合は「使用可能」、OFFにする場合は「使用不可」を選択します。ON、OFFを自動化する場合は、それぞれにスケジュール操作を設定します。

2.Clock Rate確認方法
- AIX:
pmcycles -M コマンドで確認 - IBM i 6.1:
IBM Systems Director Navigator for i のパフォーマンス・データ表示機能で確認
(「CPU」カテゴリーの「CPU使用率の概要」メニューにおける「CPU率 (基準化されたCPU:公称CPU) 比率」グラフ) - IBM i 7.1:
WRKSYSACTコマンドで確認 もしくは
IBM Systems Director Navigator for i のパフォーマンス・データ表示機能で確認
(「CPU」カテゴリーの「CPU使用率の概要」メニューにおける「CPU率 (基準化されたCPU:公称CPU) 比率」グラフ)
3.モード設定後のClock Rate&消費電力量のデータ
| Power Saver Frequency (fixed) |
Power Saver % Processor Power Saved | |
|---|---|---|
| IBM Power 710/730 | 70% | 20-30% |
| IBM Power 720/740 | 70% | 20-30% |
| IBM Power 750 | 70% | 20-30% |
| IBM Power 770@3.1GHz | 86% | 20-30% |
| IBM Power 770@3.5GHz | 91% | 15-25% |
| IBM Power 780@3.8GHz | 83% | 30-40% |
| IBM Power 780@4.1GHz | 80% | 40-50% |
| IBM Power 795@3.7GHz | 77% | TBD |
| IBM Power 795@4.0GHz | 71% | 40-50% |
| IBM Power 795@4.2GHz | 70% | TBD |
| IBM PS70x Blades | 70% | 30-40% |
| Frequency Drop | Estimated Processor Power Saved | |
|---|---|---|
| 5.0GHz Power 595 | 20% | 25-35% |
| 5.0GHz Power 570 with GX Dual Port RIO-2 Attach | 14% | 20-30% |
| 5.0GHz Power 570 without GX Dual Port RIO-2 Attach | 25% | 35-45% |
| 4.4GHz Power 570 with GX Dual Port RIO-2 Attach | 8% | 5-15% |
| 4.4GHz Power 570 without GX Dual Port RIO-2 Attach | 14% | 20-30% |
| All 4.2GHz systems with GX Dual Port RIO-2 Attach | 5% | 5-10% |
| All 4.2GHz systems without GX Dual Port RIO-2 Attach | 14% | 20-30% |
| JS12 | 10% | 10-20% |
| All others systems w/Power Saver Support(with and without GX Dual Port RIO-2 Attach) | 14% | 20-30% |
4.関連情報およびリンク
5.問合せ先
e-mailアドレス pwrpro@jp.ibm.com にて承ります。
お問い合わせの際には、会社名、お名前、連絡先、ご質問内容をメールに記述してご送付願います。
IBM、IBMロゴ、ibm.com、AIX、POWER、POWER6、POWER7、およびPower Systemsは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。