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省電力設定と計画停電時の対応について

省電力構成のための IBM System x / BladeCenter 設定ガイド

IBM System x/BladeCenter製品は、システムの設定を行うことにより、節電を行うことができます。以下のガイドをご参照いただき、IBM System x/BladeCenterが消費する電力を削減することにご協力をお願いいたします。

このガイドでの対象となる機種一覧

IBM System x/BladeCenterで電力を削減するための機能はいくつかありますが、主にプロセッサー、メモリーにかかわる設定の変更が可能となります。

プロセッサー

メモリー

IBM System x/BladeCenterでの省電力機能の設定について

いくつかの手順でIBM System x/BladeCenterの省電力機能を使用することができます。

1. System Configuration ユーティリティを使用した省電力機能の設定

IBM System x/BladeCenterでは、システムの設定を一括で設定することが可能なuEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を採用しています。uEFIの設定の中では、Operating Modeという設定(下記図参照)があり、Acoustic Modeあるいは、Efficiency Modeに設定することでシステム全体の電力消費量を削減させることが可能です。

一般的には、システムを最高のパフォーマンス/ワットに設定し、最大限のパフォーマンスと引き換えに節電するEfficiency Modeを推奨します。また、パフォーマンスと引き換えに低電力使用率を優先したい場合には、Acoustic Modeを推奨します。動作モードの変更を伴う設定を行った後は、一度システムの再起動が必要となります。

SSystem Configuration Utilityトップ画面より、System SettingsからPowerに進んだ画面を開きます。uEFIのバージョンによっては、System SettingからOperation Modeの場合もあります。

Operating Modeを選択し、Enterキーを押すと、以下のような画面が現れます。標準では、Customに設定されておりますが、Efficiency Modeまたは、Acoustic Modeを選択することで、システム装置全体のプロセッサー、QPI、メモリーに関わる設定が省電力モードで動作いたします。

System Configuration ユーティリティを使用した省電力機能の設定画面

続いて、ESCキーを2回押し(バージョンによっては異なる可能性があります)、初期画面に戻り、Save Settingsを選択し、構成の保存を行ってください。下にそれぞれの動作モードでの設定内容を記載いたします。(ASU使用時でも同じ設定内容となります)

Operating Mode 内容
Acoustic Mode システムを最も低い音響および電力状態に設定します。
パフォーマンスと引き換えに低電力使用率を優先、メモリー&QPI用に最小限の電力、EIST&C1Eは有効、TurboModeは無効、ACPI C3を使用
Custom(デフォルト) すべてのチューニング・パラメーターの個別調整が可能。
デフォルトで、若干の節電を伴いながらパフォーマンスのバランスを取るよう設計されたパフォーマンスおよびパフォーマンス/ワットの設定を行って出荷します。
Efficiency Mode システムを最高のパフォーマンス/ワットに設定します。
パフォーマンスと引き換えに節電、メモリーの電力効率、QPIは最小限の電力、EIST&C1Eは有効、TurboModeは無効、ACPI C3を使用
Performance Mode すべての設定で最大限のパフォーマンス設定となります。
メモリー&QPI用に最大限のパフォーマンス、EIST&C1Eは無効、TurboModeは有効、ACPI C2を使用

2. ASU (Advanced Settings Utility)を使用した省電力機能の設定

IBM System x/BladeCenterにおいて、省電力機能をリモートから設定を行う場合、または、OSを実行するコンソールより設定を行う場合には、Advanced Settings Utility(ASU)を使用することができます。ASUは、IBMが提供する無償のツールであり、WebサイトからIBM Advanced Settings Utility (ASU) からダウンロードすることができます。 複数台にわたる設定を行う必要がある場合、あるいは設定においてシステムのOSのシャットダウンを行いたくない場合に有効な手順です。

コマンドプロンプトより以下のコマンドを実行します。

asuXX set uEFI.OperatingMode “Efficiency Mode” --host IP_ADDR --user USERID --password PASSWORD
または
asuXX set uEFI.OperatingMode “Acoustic Mode” --host IP_ADDR --user USERID --password PASSWORD
を実行してください。

asuXX: 使用するOSの環境によって、asuまたはasu64となります
IP_ADDR: IMMのIPアドレスを指定します、ローカルOSでの実行では必要ありません
USERID: IMMのユーザーIDを指定します、ローカルOSでの実行では必要ありません(デフォルトはUSERID)
PASSWORD: IMMのパスワードを指定します、ローカルOSでの実行では必要ありません(デフォルトはPASSW0RD)0は数字のゼロ

ASUでの設定を行った後は必要に応じてシステムを再起動してください。その際に設定が反映されます。

3. OS側での省電力機能の使用の確認

Intel EIST機能を正しく使用するためには、OS側でACPIを使用していることが必要となります。uEFIの設定を行っても、OS側の設定を正しく行わないと、省電力機能が働かないため、同時に設定を行うことをお勧めいたします。

電源オプションのプロパティ画像 電源設定:プロセッサの電源消費とパフォーマンスのバランスの取れたサーバー選択

serviceコマンドの例

次に、以下のコマンドでgovernorに“ondemand”が設定されていることを確認します。

carコマンドの例

電力ポリシー設定の編集画面

4. BladeCenter HS22における注意事項

省電力機能を有効にすることでBladeCenter HS22の一部の構成においては、まれにメモリーエラーがシステムログに記載されることがあります。その際には、以下のURLにあるガイドに従い、システム設定を変更することをお勧めいたします。

5.IBM BladeCenter AMM(Advanced Management Module)における消費電力監視と電源管理

IBM BladeCenter AMMにおいて消費電力を監視し、電源を管理、制御することが可能です。以下のURLにあるガイドをご参照ください。

P.33-34 消費電力の監視
P.35 BladeServerの電源管理

またIBM BladeCenterでは、一部の入力電力喪失時や電源ユニット障害時の動作を、電源ポリシーとして選択することが可能です。電源ポリシーとは、入力電源もしくは電源ユニットの冗長性、使用可能な最大電力量および、電源障害時のブレードサーバーの動作を組み合わせたものです。詳細は以下のページをご参照ください。

P.20-23 電源ポリシーの設定

6.IBM Systems Director Active Energy Managerによる消費電力のモニターと電力キャッピング

IBM Systems Director Active Energy Managerでは、消費電力の可視化と電力使用量を制限するPower Cappingを行えます。また、IBMのシステム装置以外の機器もモニタリング機能付きPDUに接続することで、消費電力のモニターを行うことが可能となります。詳細は以下のURLにあるガイドをご参照ください。

7. USTREAMでの情報提供

System x部(生!)という番組内において、効果的な節電の対処方法についてのセッションを提供しております。以下のURLより録画された番組を視聴いただけます。

8. お問い合わせ

e-mailアドレスSS90@jp.ibm.comにて承ります。
お問い合わせの際には、会社名、お名前、連絡先、ご質問内容をメールに記述してご送付願います。

uEFIについて
uEFI = Unified Extensible Firmware Interface

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