「マネージメント・セントラル」機能をご存知ですか?
「複数システムの運用管理をもっと簡単に短時間で行いたい。」
「運用管理を効率的に行って、TCOを削減したい。」
そのようなお客様は是非ともマネージメント・セントラルをご利用ください。
マネージメント・セントラルは、i5/OSのオプションとして無償にてご提供いたしております。
「マネージメント・セントラル」とは?
「マネージメント・セントラル」は前回ご説明させていただいた「System i ナビゲーター」の一機能です。
一連のシステム管理機能をご提供し、複数のSystem i システムの管理作業を、単一システムの管理と同じ程度に容易に実施することが可能となります。
マネージメント・セントラルを使えば、複数の System i システムを 1 つの中央システムから管理することが可能になります。
マネージメント・セントラルを使うには、まず、どのSystem iをセントラル・システムとして使うかを決めます。(図1参照)セントラル・システムのセットアップが完了したら、マネージメント・セントラル・ネットワークにエンドポイント・システムを追加します。
エンドポイント・システムとは、TCP/IP ネットワークの中で管理の対象となる他のSystem
i システムのことです。 セントラル・システムとエンドポイント・システムが確立されたら、PC上のSystem
i ナビゲーターを使ってセントラル・システムに接続します。個々のSystem i
との通信接続を構成したり、複数システムへログインしたりする必要は全くありません。
(図1)
それでは具体的にどんな管理作業ができるのかをご覧いただきましょう。
- システム・パフォーマンスをリアルタイムにモニターできます。
- ハードウェア、ソフトウェア、PTFに関するインベントリー情報を収集することができます。
- 選択したオブジェクトをパッケージ化し配布することができます。
- PTFの配布や適用を容易にします。
- 複数のSystem i に対してコマンドを一度に実行することができます。
- コレクション・サービス
この中から、特に2つの機能についてご紹介します。
システム・パフォーマンスのモニター(図2参照)
マネージメント・セントラルを使うことによって、複数の System i システムのパフォーマンスをリアルタイムにモニターできます。
システムの状態をビジュアルにグラフで詳しく表示する機能が便利です。
図2の画面左のグラフで、ある値をマウスでクリックすると、その値に関連する項目が画面右上に表示されます。その中の値の一つをクリックするとその値の属性が画面右下に表示されます。これは例えば、問題のある値があった時に、その問題を引き起こしている原因を探るために役立ちます。
(図2)
ハードウェア、ソフトウェア、およびPTFに関するインベントリーの収集 (図3)
マネージメント・セントラルのインベントリー・コレクション・ツールを使用することによって、System
i のハードウェア、ソフトウェア、PTFに関する情報を収集することができます。インベントリーを定期的に収集することで、システムを最新のものに保つことができます。
(図3)
このように、「マメージメント・セントラル」はお客様のご要望にお応えし、様々な管理機能をより使いやすくご提供できるように、今後ともOS/400のバージョン/リリースアップとともに引き続き機能拡張していく予定です。是非ともお客様のシステム管理にお役立てください。
次回は、System i をお使いいただく中で不可欠な「コンソール」機能についての最新の動向をお知らせする予定です。
