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System i スペシャリストが教えるV5 ちょっと、イイ話

第20回 i5/OS V5に備わっているパスワード関連機能を使いこなそう

パスワード設定の基準

ISO17799(JIS X 5080)など、セキュリティー関連の標準化ドキュメントには良質なパスワードの条件として以下のような項目が挙げられています。

  1. 数ヶ月おきなど定期的にパスワードを変更する。
  2. パスワードは最短6文字以上とする。
  3. パスワード・ルールは以下のようにする。
    ・覚えやすい(紙などにパスワードを書かなくてもよいもの)
    ・ユーザーの関連情報(名前、電話番号、誕生日等)から、容易に推測できないもの
    ・連続した同一文字は避ける
    ・アルファベットと数字の両方を含む
  4. 同じパスワードを繰り返して何度も使用しない。
    ・2~3個の決まったパスワードを順番に使用しないようにする。
  5. 最初に仮パスワードを発行し、最初のログイン時にパスワードをユーザーが変更するような運用とする。
  6. ユーザーID/パスワードは個人毎に別々とし、複数のユーザーで共用しない。

i5/OS(OS/400 V5)の機能では、上記のようなパスワード管理をするために必要なシステム値を用意しています。

OS/400におけるパスワード関連システム値

1. QPWDEXPITVパスワード有効期間

図1


図2


この機能を利用して、ユーザーID作成後ただちにPWDEXPパラメーターを*YESに変更すると、ユーザーの初回ログオン時に必ずユーザーIDを変更させる運用が可能となります。

2. QPWDLMTAJCパスワード中の隣接した数字の制限

3. QPWDLMTCHARパスワード中の文字の制限

4. QPWDLMTREP パスワード中の反復文字の制限

5. QPWDLVLパスワード・レベル

6. QPWDMAXLEN最大パスワード長

7. QPWDMINLEN最小パスワード長

8. QPWDPOSDIF パスワード文字位置の制限

9. QPWDRQDDIFパスワードに数字が必要

10. QPWDRQDDIF重複パスワード制御