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System i スペシャリストが教えるV5 ちょっと、イイ話

第24回 使える! iSeries Access for Web の新機能

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iSeries Access for Webとは

今回はiSeries Access for Webについてご紹介します。iSeries Access for WebはOS/400 V5になってからブラウザーベースでSystem iを操作するための機能を提供する目的で開発されました。その当初の機能としては5250端末画面(CUI)やWRKOUTQコマンドはじめOS/400コマンドをブラウザーから実行する機能や、クライアント・サーバー型でPCにソフトウェア導入が必要なSystem i5ナビゲーターのサブセットというようなものでした。
今年i5/OS V5R4が出荷され、これに伴いiSeries Access for Webも大幅な機能アップが図られました。従来のように5250画面やSystem i5ナビゲーターの代替機能だけではなく、ダウンロードサイトの構築機能などWebに特化した使いやすい機能、QUERY for iSeriesの定義(*QRYDFN)を取り込んでブラウザーから実行する機能など、単独の製品としても非常に魅力的なものに仕上がっています。
是非この機会に新しいiSeries Access for Webをお試しください。

iSeries Access for Webの前提条件

iSeries Access for Webの導入

OS/400, i5/OSのバージョンによって手順は若干ことなりますが、V5R3以降では、下記のコマンド例のように、一つのコマンドだけでWASインスタンスの生成, iSeries Access for Webのアプリケーションの作成、WASへのインストール作業などセットアップをすべて実行させることができます。

構成作成

以下のコマンドでiSeries Access for Webの実行環境を構成します。(WASのインスタンス作成、Webアプリケーションの作成等を実行)以下はWAS V5.1 Expressを使用する場合です。その他のWASバージョンなどの場合はインフォセンターをご確認ください。

CFGACCWEB2 -appsvrtype *WAS51EXP -wasinst iwa51exp -appsvr iwa51exp

サーバージョブの開始
以下はWAS V5.1 Expressを使用する場合

STRACCWEB2 APPSVRTYPE(*WAS51EXP) WASINST(MYINST) APPSVR(*DEFAULT)

サーバージョブの終了
以下はWAS V5.1 Expressを使用する場合

ENDACCWEB2 APPSVRTYPE(*WAS51) WASINST(DEPTXYZ) APPSVR(*DEFAULT)

iSeries Access for Webの機能例

1.ウェルカムページ
下記のようなレイアウトがデフォルトです。ユーザーIDごとに表示項目、レイアウト等のカスタマイズが可能です。

iSeries Access for Webへようこそ画面

2.スプール管理
WRKSPLFコマンド相当の機能が使用できます。スプールの開放、保留、メッセージ応答、属性変更等

出力待ち行列画面

ALLのQUSRSYS/SAWADAP1でのプリンター出力画面

3.プリンター管理
WRKWTRコマンド相当

プリンター画面

4.5250エミュレーター
HATS, HODなどの追加ソフトウェアなしに5250画面を表示できます。(CUIのみ)

セッションの開始画面

企業照会画面

5.QUERY 機能
5250画面のQUERY for iSeriesと同様の機能をブラウザーから実行できます。PDF, XLSファイルへの出力等も対応しています。既存のQUERYの定義 *QRYDFNなどをインポートすることもできます。

ユーザー要求画面

QUERY for iSeries定義のインポート
照会の検索画面

照会のインポート画面

SQL出力画面

6.ダウンロードサイト機能
i5/OS 上に、ユーザーにダウンロードさせたいファイルをGUIで登録、ユーザー毎のアクセス権限などを設定する事ができる機能です。簡易なダウンロードサイトを社内で構築できます。

ダウンロード画面

アクセスの管理画面

7.DB2 UDBへのアップロード
CSVファイルなどをDB2 UDBのテーブル(物理ファイル)へアップロードできます

テーブルへのデータのコピー画面