今回はiSeriesナビゲーターを使用してサブシステムを分割し、FTPサーバー専用サブシステムを作成する方法をご紹介いたします。
専用メモリー(プール)の割り当てが容易に
TPが稼働するサブシステムを分割すると、大量のデータ転送アプリケーション等で多くのメモリーを要する場合、専用メモリー(プール)の割り当てが容易になります。
これにより、他のTCP/IPアプリケーション(QSYSWRK下で実行のもの)との資源共用時に生じるパフォーマンスの問題を除去することができます。
FTPサーバー専用サブシステムの作成
FTPサーバー・ジョブが標準で稼働するサブシステム QSYSWRKには、*BASEプールのみが割り当てられており、この*BASEプールを他のTCP/IPアプリケーションと共用していました。そのため、多くのTCP/IPサーバー・ジョブが起動されている場合や、大きなファイルを送受信する場合には、ページ・フォールトが多発し、パフォーマンスに影響を及ぼすこともありました。
V5R1以降のFTPでは、FTP属性としてFTPサーバー・ジョブが稼働するサブシステムを指定できるようになっています。
これにより、容易にサブシステムを分割し、専用のプールを割り当てることができるようになります。
iSeriesナビゲーターを使用してFTPサーバージョブの稼働サブシステムを指定できます。
稼働サブシステムを変更後、FTPサーバージョブを再起動します。
iSeriesナビゲーター
[ネットワーク] - [サーバー] - [TCP/IP] - [FTPプロパティー] - [一般]タブで指定する。
