今回はi5/OS(OS/400)間でのファイル共有用のディレクトリである/QfileSvr.400についてご紹介します。
このファイルシステムを使用すると、リモートのi5/OSのファイルシステムにローカルのi5/OS上からアクセスできるようになります。
たとえばLinux, Windowsなどのクライアントからi5/OS 1号機(OS400_1)にログインして、i5/OS
1号機のローカルディスクと同じようにi5/OS 2号機(OS400_2)のファイルシステムとも
put / get などが可能となります。
注意:下記の例ではシステム OS400_1 とシステム OS400_2 でのユーザー ID とパスワードは同じにする必要があります。

上記環境で QFileSvr.400 を使用してファイルを転送するためのサブコマンド
OS400_1にFTPクライアントから接続して下記のコマンドを実行します。
NAMEFMT 1
LCD /CLIENTDIR1
CD /QFileSvr.400/OS400_2/FLSDIR
PUT FILE.ABC
GET FILE.ABC /CLIENTDIR2/FILE.ABC
CD /QFileSvr.400/OS400_2/QOpenSys/FLSDIR
PUT FILE.ABC
GET FILE.ABC /CLIENTDIR2/FILE.ABC (REPLACE
CD /QFileSvr.400/OS400_2/QLANSrv/NWS/LANSRV/DSK/K/FLSDIR
PUT FILE.ABC
GET FILE.ABC /CLIENTDIR2/FILE.ABC (REPLACE
SYSCMD RMVLNK '/CLIENTDIR2/FILE.ABC'
DELETE /QFileSvr.400/OS400_2/FLSDIR/FILE.ABC
DELETE /QFileSvr.400/OS400_2/QOpenSys/FLSDIR/FILE.ABC
DELETE/QFileSvr.400/OS400_2/QLANSrv/NWS/LANSRV/DSK
/K/FLSDIR/FILE.ABC QUIT
- ネットワーク上の他のi5/OS上のオブジェクトをIFSからアクセス可能
- /QFileSvr.400 ファイルシステムを利用
(i5/OSファイル・サーバー・ファイル・システム)
接続方法
/QFileSvr.400 以下にリモートのi5/OS接続定義を MKDIRコマンドで作成するだけです。
- MKDIR '/QFileSvr.400/(リモートシステム名)'
- リモートシステム名はIPホスト名(DNS、CFGTCP オプション 10、ローカルHOSTSファイル等に指定された名前)
- 注意事項:i5/OSをIPLするとこの定義は削除されるため、IPL毎に再作成が必要です。
- サポートするファイルシステムは以下の通りです。
ROOT, QOpenSys, QLanSrv
使用例
1,FTP
ftpコマンド例
OS400_1に接続して以下をFTPクライアントから実行します。
FTP OS_4001
:
NAMEFMT 1
LCD C:\TEMP
CD /QFileSvr.400/OS400_2/www
PUT File1.TXT
GET File2.TXT C:\TEMP\File2.TXT
QUIT
2. CPYTOIMPコマンド

CPYTOIMPF コマンド例
OS400_1に5250端末等でログインして以下のコマンドを実行
FROM ファイル :
ファイル . . . . . . . . . . > PFFILE1
ライブラリー . . . . . . . > QGPL
メンバー . . . . . . . . . . *FIRST
TO ストリーム・ファイル . . . > '/QFileSvr.400/OS400_2/usr/File1.CSV'
ストリーム・ファイル・コード・ページ . . . . . > *PCASCII
レコード区切り文字 . . . . . . > *CRLF
