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System i スペシャリストが教えるV5 ちょっと、イイ話

第5回:複数システムにアプリケーションを配布する~ユーザー作成アプリケーションのライセンス・プログラム化~

iSeriesナビゲーターを使用して、アプリケーションを複数システムに配布する手順をご紹介いたします。

ユーザー作成アプリケーションをSystem i のライセンス・プログラムとして導入する

※iSeriesナビゲーターの紹介と導入はこちらを参照ください。

ユーザー作成アプリケーションをSystem i のライセンスプログラムとして導入する

プログラム配布の仕組み

当例では、ユーザー作成の開発用ライブラリーをDEMO_DEV、本番環境用ライブラリーをDEMOとします。
1. ユーザー作成アプリケーションを、プロダクトとしてiSeriesに登録します。

System i ナビゲーターで 「マネージメント・セントラル」-「定義」-「プロダクト」と開き、「プロダクト」を右クリックし、「新規定義」を選択します。

2. 「新規製品定義 ウェルカム」のウィンドウが表示されます。「次へ」ボタンを押すと以下の画面が表示されます。

名前

定義中のアプリケーションの名称を入力(任意の名前を指定)

記述

コメントを入力します。

製品ID

7桁の製品IDを入力します。この値は、例えばGO LICPGM画面から操作する場合にライセンス・プログラム番号として使用されます(任意のIDを指定)。例では2a00001としています。
製品IDは先頭一桁目を数字、二桁目を英字、残り5桁をで指定する必要があります。

リリース

製品のリリースを指定します。(任意の名前を指定)例ではV1R1M0としています。

「拡張」ボタン

サポート対象のi5/OSバージョン、ディジタル署名、著作権などを設定できます。

以上を設定したら「次へ」ボタンを押します。

3. ソース・システムを指定する画面が表示されます。開発用System i などプログラムの配布元となるSystem i 名を指定します。「次へ」ボタンを押します。

4. 次に、作成したアプリケーションを基本部分、オプション部分と別個にパッケージするかどうかを指定する画面が表示されます。
オプションを指定すると、GO LICPGM画面などからライセンス・プログラムを*BASE, オプション1, 2,・・・のように分けて取り扱うことができます。必要ない場合はオプションなしを指定します。「次へ」ボタンを押します。

5. 以下のような「内容の追加」画面が表示されます。配布する際に使用する開発用のライブラリー、IFSフォルダーを指定します。

オプション

作成するアプリケーションの基本(*BASE)、オプション1,2,・・・のいずれかを指定します。

記述

コメントを指定します。(任意指定)

「追加」ボタン

「追加」ボタンを押すと「開発パスの追加」というウィンドウが開きます。開発パス・ウィンドウから配布元となるライブラリー、IFSフォルダーを指定します。
例ではDEMO_WRKライブラリーを指定しています。 IFS形式での指定となるため、/QSYS.LIB/DEMO_WRK.LIBとして’選択済みフォルダー’欄に表示されます。

すべて指定したら「内容の追加」画面の「OK」ボタンを押します。
その後、「次へ」ボタンを押します。

6. 以下、二次言語の指定、ユーザー数、CPU数などによるライセンス制限指定の有無、インストール時にライセンス条件を受け入れるためのプロンプト表示の有無などを指定する画面が表示されます。必要がある場合はこれらを指定します。最後に「完了」ボタンを押すと、ライセンスとして登録が完了します。登録直後のプロダクトの「状況」欄は新規となります。

7. プロダクトの定義が完了したら、製品をローカル・システムへインストールします。
定義したプロダクトを右クリックして「インストール」を選択します。

8. 「製品のインストール ウェルカム」のウィンドウが表示されます。「次へ」ボタンを押すと以下の画面が表示されます。

インストールするプロダクト(製品)が対象システムに既にインストールされている場合を考慮して、同一ライブラリー、IFSにインストールする(アップグレード)か、別のライブラリー、IFSにインストールする(複数リリースの導入)かを選択することができます。

以下ではアップグレード(既存ライブラリー、IFSと同じ環境に導入)する場合を説明します。「以前のリリースをこの現行リリースにアップグレードする」を選択し、「次へ」ボタンを押します。

9. 「インストール・パスの変更」ウィンドウが表示されます。インストール・パスとは、本番環境用にプロダクトをインストールするライブラリー、IFSのパスです。‘インストール・パス’欄にIFS形式でインストールするライブラリー、IFSを指定し、「OK」ボタンを押します。(例では/QSYS.LIB/DEMO.LIB = ライブラリー DEMOを導入先に指定しています。)

プロダクトが複数の開発パス(ライブラリー、IFS)からインストールされる場合は、「パスの変更」ボタンを押して、個々にインストール先を指定します。

すべてのインストール・パスを入力し終えたら「次へ」ボタンを押します。

10. 「製品のインストール 要約」という画面が表示され、いままで指定した内容を確認できます。「完了」ボタンを押すとプロダクトの導入が開始されます。

11. インストールが完了すると、インストール・パスに指定したライブラリー、IFSにプロダクトが導入されます。また、iSeriesナビゲーター上ではプロダクトの‘状況’欄がインストール済みに変わります。

12. DSPSFWRSCコマンド等でライセンス・プログラムの状況を確認すると、ユーザー定義プロダクトが導入されていることが確認できます。