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第1回:iSeries Siteとは?

iSeries Site(アイ・シリーズ・サイト)という言葉を聴いたことがありますでしょうか?これは、今話題のホットな業務(経理、給与、人事、販売管理、生産管理)ソリューションに関するサービス。これから数回に渡って、iSeries Siteについて連載させていただきます。今回は、第一回目ということで、「iSeries Siteとは何か」について徹底的に、しかも内容をよく理解できるように、できる限りわかりやすく説明していきます。

iSeries Siteは、過去お客様へ7,000社以上の導入実績を誇る統合型アプリケーション・パッケージGUI-PACKなどのIBM PACKシリーズで蓄積した技術情報(サンプルプログラムや各種資料)とヘルプデスク・サービスを提供するサービスです。

これだけですと、少し理解しにくいでしょうか。
まず、以前IBMではPACKシリーズという、過去7,000社以上の導入実績のあるパッケージ・ソフトを開発し販売していたことを述べておきます。パソコン・ソフトと比べると7,000社以上の導入実績と聞いても少なく感じるかもしれません。しかし、PACKシリーズはパソコンと異なり信頼性と拡張性の高いIBMの System i でのみ稼動するものであるということ考えると少し話は違ってきます。装着率、つまりSystem i に導入されているアプリケーション(業務)関連のパッケージの中では、PACKシリーズは他のパッケージの追随を許さないほど販売実績を誇っていたのです。もちろん、これだけの実績の裏には、信頼性や品質、機能などさまざまな要因があった事は言うまでもありません。今回、そのPACKシリーズを利用して、サービスとして提供しているものがiSeries Siteです。
具体的には、iSeries Siteサービス(正確には、iSeries Siteヘルプデスク・サービス)を申し込むと
1.サンプルプログラムの入ったCD-ROM
2.各種資料(CD-ROM)
3.ヘルプデスク・サービス
が提供されます。それぞれについて説明しましょう。

1. サンプルプログラムの入ったCD-ROM
サンプルプログラムというと、そのままでは動かない単なる「見本」と思われるかもしれません。しかし、iSeries Siteは、先ほども述べましたように、GUI-PACKで蓄積した技術情報を提供するサービスです。従って、そのままでももちろん動かすことが可能です。また、技術情報にはソース・プログラムも含んでいます。

2.各種資料(CD-ROM)
これは、マニュアルのことです。つまり、「概説書」、「導入・運用ガイド」、「画面集」「帳票集」などが、Microsoft Word2000のデジタル・データで入手できるのです。デジタル・データ化したことにより、プログラムのカストマイズに合わせて、各マニュアルの記述を変更できるというメリットがあります。

3. ヘルプデスク・サービス
iSeries Siteに関する疑問が生じた場合、お客様はビジネス・パートナー様を通じてIBMパックセンターのヘルプデスクに問い合わせることができるサービスを提供しています。これは、パッケージ・ソフトの単なる売りっぱなしではなく、サービスとすることにより後々までのサポートが受けられるというお客様への安心の証でもあります。このサービスを提供していることから、iSeries Siteサービスの正式名称をiSeries Siteヘルプデスク・サービスと呼んでいるのです。

ソース・プログラムの提供により、自社への適合性を高めることが可能であるとともに、将来の業務内容変更時にも柔軟に対応できるシステム構築を支援します。

これも、通常のパッケージ・ソフトとは別格のサービスならではのものといえるものといえるのではないでしょうか。通常、ソース・プログラムは、ノウハウが含まれているため公開しないのが常識です。仮にソース・プログラムを入手できるにしてもそれなりの金額がかかるでしょう。しかし、iSeries Siteは、ソース・プログラムもあらかじめ含んだ状態で提供するサービスです。

それでは、ソース・プログラムも含んで提供していることには、どんなメリットがあるのでしょうか?第一は、導入時に発揮されます。つまり、iSeries Siteを導入するにあたって適合性を調べるサーベイを行うわけですが、仮に自社の業務に適合しない部分があった場合でもソース・プログラムがあればその部分のプログラムを変更して自社仕様に合わせることができるのです。もちろん、不足している機能があった場合にもプログラムを追加して対応することができます。
もしも、ソース・プログラムがなかったらどうでしょうか?我慢して使用するか、別のソリューションを探さなければならなくなっていまいます。また、ソース・プログラムが別途高額であった場合にも二の足を踏むことになってしまうでしょう。

第二のメリットは、導入後、業務の内容が変わった場合などに発揮されます。現在は社会・経済環境がめまぐるしく変化しています。世の中が変化する中で会社自体もその変化に対応する能力がなければ、自然淘汰され時代に取り残されてしまうのが現実の姿です。そういった変化に対応するためには、業務システムも変化に対応できなければならないのです。その意味で、変化に対応すべきプログラムは、ソース・プログラムが提供されているがゆえにプログラムを変更して対応することができる。これが大きなメリットとなるのは容易に理解できると思います。
(タイトルの今! 時代はiSeries Siteへ!の意味がわかったと思います)

通常、本番稼動後、実際に業務システムを使うエンド・ユーザーの方々にとって、どんなによく作られたシステムでも多かれ少なかれ改善要望が出てくるのが自然の姿だと思います。当初は、新しいシステムの使い方を習得するのにエンド・ユーザーの方々は一生懸命ですが、ある程度落ち着いてくると、「こういった照会画面があるといい」とか、「この帳票には、このデータもあるともっと便利」とかの要望が聞かれることがあると思います。もちろん、よく作られたシステムでは致命的な欠陥は無いにしても、その会社独自の慣習もしくは、その部門独自の慣習も改善要望としてあがるケースもあります。この場合の対応策は二つです。

一つ目は「全体効率を考えて、こういった小さな改善は無視する」という方法です。しかし、日本企業、特に日本の中堅企業にとっては難しいのではないかと思います。
二つ目は、「小さな改善に取り組む事によって、全体効率を上げる」という方法です。一般に日本の中堅企業はこの方法を採用することが多いでしょう。事実、諸外国にはまねの難しい、日本のTQC活動もこういった発想が元になっているのですから。さて、このようなちょっとしたプログラムの改善のためには何が必要でしょうか?もうお気づきになっていると思います。もちろん、ソース・プログラムが提供されていることが必須であるということです。

次に、ソース・プログラムが提供されていない場合には、どのようなことがおこるのかを考えてみましょう。業務システムの変更の必要が生じた場合、そのまま我慢して運用で人がカバーすることができなくなれば、新しい業務システムを探すこととなります。そして次のようなことがおこることになります。

1. 新しい業務システム(パッケージソフトなど)を探すための、時間と労力。また、安い買い物ではありませんから十分な検討のための時間と労力をかけることとなります。業務にもよりますが、通常数ヶ月程度かかると思います。

2. 検討の結果選定されたソリューションの導入のための費用。この中には、ソフトウェアのほか、ハードウェアの費用なども含みます。

3. 運用準備。マスターファイルのセットアップなどデータを整備するための時間と労力、また外部に依頼するときには、そのための費用が発生します。

4. 検証。新システムが正しく動くかを詳細に確認する作業が必要となります。

5. エンド・ユーザー研修。実際に使用するエンド・ユーザーへの操作・運用のための教育研修が必要になります。このための時間と労力、そして外部に研修を依頼する場合にはそのための費用が発生します。また、実際の業務に支障のないような日時で研修するように手配するなどの気配りも必要です。

6. その他、エンド・ユーザーが習得するための負荷の増加や従来のシステムと異なることによる混乱やそれを防止するための対策など予想できない負荷も発生する可能性があります。

さて、これらが、仮に5年おきに起こると想定したらいかがでしょうか?
お金と労力がかかりすぎると思われるでしょう。これを読んでいる方々は今だけの事を考えたシステムではなく、5年先10年先を考えたシステムを考えているでしょうか?
業務システムを長続きさせる方法、それはソース・プログラムの含まれたものを入手して必要に応じて、プログラムをカストマイズしていくことができることが必要です。そうすれば、マスター・ファイルや操作性は従来の使い勝手を継承して、変更する部分や追加する部分のみに限定して時間と労力をかければよいのです。そのためには、やはりiSeries Siteが最適であると気づかれることでしょう! (やはり今! 時代はiSeries Siteへ!ですね)
これからは、自社開発よりも、「開発期間を短く」「費用を低く」だけではなく、変化への対応といった将来のことも考えた業務システム構築が必要なのです。


各基幹業務が有機的に連携する統合システム構築を支援します。

基幹業務とは、経理、給与、人事、販売管理、生産管理などを意味しています。例えば、販売管理で発生した売掛金や買掛金、受取手形のデータを経理側へ仕訳データとして受け渡したり、経理側で受取手形の顛末処理のデータを販売管理へ受け渡すことにより販売管理側の債権消し込み処理をする、といった連携。身近な例では、月々の給与計算の結果や賞与計算の結果を仕訳データとして自動的に経理に受け渡すといった有機的な連携機能を有しています。つまり、iSeries Siteの各業務、「経理」「給与」「人事」「販売管理」「生産管理」単独でももちろん有効活用できますが、各業務を複数導入することによって、相乗効果を期待することができます。また、社員マスター・ファイル、組織マスター・ファイル、取引先マスター・ファイルといった各業務で使用するマスター・ファイルについても、データの一元化を図っており連携効果を高めています。

信頼性と拡張性で定評のあるIBM System iによる基幹業務システムの早期構築を支援します。

System i は、計画的および計画外の運用停止時間を大幅に削減する自己修復など安心して使用できる環境を提供します。さらに、System i の上位機種はIBM System z(大型汎用機)にとどく程の性能を有しており大幅な拡張性があるのです。iSeries SiteはこのSystem i 上で稼動するのです。また、自社開発に比較してiSeries Siteを活用することにより、基幹業務システムを早期に構築できるというメリットもあります。

iSeries Siteの歴史! 由緒正しいIBMのソリューションです!
(下図参照)

iSeriesサイトの歴史
iSeriesサイトの歴史

1980年代に、System i(AS/400)の前身であるシステム/38やシステム/36というオフィス・コンピューターで稼動する「経理」や「給与」のパッケージ・ソフトを提供しきたとから歴史は始まります。次に、1988年にAS/400が発表されたことを機会にしてPACKシリーズとして、「X-PACK/経理」、「X-PACK/給与」、「D-PACK」などを発表します。つづいて1992年に、機能強化、統合化をして、NEW-PACKシリーズとして、「経理」「給与」「人事」「販売管理」「生産管理」などを発表。1995年には、GUI化してマウスが使えるように機能アップしたGUI-PACKシリーズとして、「経理」「給与」「人事」「販売管理」「生産管理」などを発表。そして今回、Web機能をつけてiSeries Site「経理」「給与」「人事」「販売管理」「生産管理」を発表しました。なお、iSeries Siteには、(ベース)と(プレミア)があります。違いは、(ベース)はGUI-PACKにWeb機能をつけたものですが、(プレミア)は、(ベース)に様々な機能を付加し拡張したものです。

こんな要望に応えられます。(下図参照)
こんな要望を聞いたことは、ありませんか?

お客様のシステム化へのご要望

「ERPを使いたいが高いので手がでない、何か最適なソリューションはないか?」
「統合化した業務システムを短期に安価に構築したい。」
「品質が確かな実績あるソリューションを探している。」
「Webを利用して安価なネットワークで使える業務システムを構築したい。」
「自社の要求に柔軟に対応できるソリューションはないか?」
これらに、最適なソリューションが何か?ここまで読み進んだ方には、もうおわかりですね。
様々な要求に柔軟に対応できるソリューション、それがiSeries Siteなのです。

次回は、「iSeries Siteの特長」について説明する予定です。