中堅企業におけるOSS活用動向
ITを得意とする中小企業にとって、OSSは欠かせないITツールの一つになっていることは周知の事実だと思います。最近では業務アプリケーションにもOSSを利用する企業が増え始め、フロントシステムのグループウェアや営業支援はもちろん、会計や人事給与、勤怠管理システムにもOSS利用の幅が広がっています。利用する企業の多くは、コスト削減からOSS利用を検討しますが、今後の成長戦略と照らし合わせて、ソフトウェアの自由度を重要視することも多分にあります。中小企業におけるOSS業務アプリケーションの普及は、まだ始まったばかりですが、ここ数年で大きく広がっていくものと考えられます。業務アプリケーションに強いIBM i で利用できる「MosP」や、その他OSS業務アプリケーションの事例が多く出ることで、さらに普及を促進させるでしょう 。
ソリューション概要
MosPとは中堅、中小企業向けに開発されている純国産オープンソースの人事・給与・勤怠システムです。シンプルな画面構成とWebシステムとは思えないほどの軽い操作性が特徴で、基本的な機能がOSSとして提供されています。事前に十分な検証をしてからの導入や、自社の運用に沿ったカスタマイズを実現するために、標準機能からスモールスタートするといった利用方法もあります。MosPは開発元である株式会社マインドによる充実のサポート、日本語の操作マニュアルや機能解説書などが提供されており、パッケージ製品同様に安心して利用することができます。導入などの初期コストが削減出来ることはもちろん、社員の残業や日々の勤怠を管理することで業務の効率化をはかり、業務コストの削減も期待できます。

【MosPの構造】MosPの動作環境は、フルオープンソースソリューションで環境を構築することができます。また、カスタマイズによりICカードや静脈認証のタイムレコーダーとの連携はもちろん、営業支援システムやグループウエアシステムとのシングルサイオンでの連携も可能です。MosPは、業務システムに即したシステムを開発するためのフレームワークを利用しているため、独自にカスタマイズする場合も短期間・低コストで実現することができます。
ソリューション構築期間・効果
【標準機能】インストールと基本設定(社員データなどのインポート)で半日から1日程度。データはあらかじめCSVなどで用意していることが前提。
【カスタマイズ】カスタマイズ規模によって変動。すでにアドオンが用意されている機能の場合は半日程度。