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CPUのパフォーマンスやディスクの使用率のモニターは、ユーザーが独自に行うことは難しいのですか?

ライセンス・プログラム「パフォーマンス・ツール(PT/400)」を使えばPM iSeriesと同様のデータを収集することは可能です。PT/400は機能が豊富な分、詳細な分析が可能ですが、結果をグラフ表示するまでの作業や熟練度が必要です。PM iSeriesでは、お客様は初期のセットアップさえしておけば、あとはすべておまかせモードで分析グラフを見ることができます。

Webで随時チェックできるということですが、CPUのパフォーマンスやディスクの使用率のチェックは、随時行うものですか?

チェックは随時可能ですが、毎日行う必要はありません。月次が妥当との考えに基づき、収集データの処理と分析グラフの作成は月次で行われます。

パフォーマンス・データが送信されたかどうかはどのように確認できますか?

JobLogにエラーがなければ送信されていますのでご安心ください。また、新規加入の場合には、米国ロチェスターにあるPM iSeriesFactoryで分析に必要な分だけのデータを受信した後に、お客様のユーザーIDとパスワードを生成し、郵送します。もし、データ送信後二カ月たっても到着しない場合にはIBMへお問合わせください。

ユーザーIDとパスワードはいつ送られてくるのですか?

PM iSeriesのグラフ作成には該当月の15就業日(セットアップ時にお客様が一週間の曜日で指定したものです)以上のデータが蓄積され、翌月の最初のデータが送られてきた時に分析処理が行われグラフが作成されます。この時にユーザーIDとパスワードも同時に生成され、セキュリティーの観点からネットワークではなく郵便で、米国ロチェスターから日本のファクトリーを経由してお客様に郵送されます。
例えば3月15日にセットアップ、データ収集を開始したが、土日が休みのため3月中のデータとしては13就業日分しか送信されない場合には、4月分として15就業日以上のデータが送られ、5月の最初の送信が連休明けの8日だとすると、送信開始から約8週間後にユーザーIDとパスワードが生成されることになります。その後の郵送には約2週間を見込んでおいてください。

ユーザーIDやパスワードが受け付けられません。なぜでしょうか?

ユーザーIDとパスワードは英数字ですが、英字は大文字と小文字が区別されます。大文字と小文字に注意して入力してください。
PM iSeriesのユーザーIDは8桁(XYYZZZZZ)の機械番号です。Xはマシンタイプを表します。(9402はT、9404はF、9406はS) YYは製造工場を表します。(ロチェスター工場は10、アイルランド工場の場合は65) 残りの5桁は連番です。例えばロチェスター工場で生産された9406の12345番なら S1012345がお客様のユーザーID(PM iSeriesでの機械番号)となります。

ROMSに加入していますが、その回線とモデムをPM iSeriesでも共有できますか?

可能です。ROMSではiSeries内では常に監視プログラムが稼働していますが、回線は保留状態にあり、異常状況をIBM側の監視センターに知らせる時にだけ、回線が使用されるからです。設定方法については、「付録(導入後の変更)」ガイドの付録D「同じ資源を使用する回線が他にある場合の設定 (PMLINMON)」をご覧ください。このガイドはインターネットからダウンロードできます。
導入手順はこちら

注)システムの内蔵モデムは SDLC通信非対応のため、使用できません。
エレクトロニック・サービス・エージェントを導入すると使用可能となります。

PM iSeries用にモデムはどのように設定するのですか?

モデムの設定はモデムの機種により異なりますが、ECS用IBMモデム 7852-4JB (9406-0032)の場合の設定は、モデム本体の横についている16個のDIPスイッチ(ブレーカーのようなスイッチで小さなレバーを上か下に設定するもと)を以下のように設定します。

注)システムの内蔵モデムは SDLC通信非対応のため、使用できません。
エレクトロニック・サービス・エージェントを導入すると使用可能となります。

ISDN回線でPM iSeriesを利用することは可能ですか?

ISDNアダプターカード経由ではこのサービスは利用できませんが、TA経由ですと、以下の構成で可能です。
お客様のiSeries − モデム − TA − 公衆回線

注)システムの内蔵モデムは SDLC通信非対応のため、使用できません。
エレクトロニック・サービス・エージェントを導入すると使用可能となります。

インターネットで分析グラフを閲覧するための設定が必要ですか?

Webブラウザー(Netscape Commuicator 4.6以上、Internet Explorer 4.01以上)が必要ですが、ネットワークにつながっていれば、ブラウザーの設定は特に必要ありません。グラフの閲覧は、ユーザーIDとパスワードでアクセスが管理されます。

マネージメント・サマリー・グラフから何が分かるのですか?

PM iSeriesのグラフはお客様のシステム資源(CPUおよびディスク)の現在の使用状況と、現在の傾向に基づく今後12カ月の予測をグラフで表示します。グラフの色は青(良好)、黄色(注意)、赤(警告)の3種類なので、現在の色と今後の色の変わり具合で今後のシステムの拡張をいつ頃計画したらいいかが早めに分かります。

マネージメント ・サマリー・グラフはどのくらいの頻度で更新されますか? また、分析グラフの作成や更新には、どのくらいのデータが必要なのですか?

グラフは毎月月初に作成・更新されますが、そのためには前月の15就業日分のデータが必要です。また作成・更新のタイミングは、1日分でも当月のデータが送信されてからになります。従って、前月のデータが15日分に満たない、あるいは、当月のデータをまだ送信していない場合には、グラフは作成も更新もされません。ですからPM iSeriesのセットアップでは、毎週自動的に送信するよう設定することをお勧めします。

将来の傾向予測は前月の15日分で十分なのですか?

分析プログラムは15就業日分で実行されますが、予測の精度向上のためには、当然のことですがデータは多いほど有効になります。PM iSeriesFactoryでは最大、過去12カ月分のデータを蓄積し、この傾向予測に使用します。

PM iSeriesはiSeries上にどのくらいの負荷をかけますか?

PM iSeriesを活動化しても、システムのパフォーマンスにはほとんど影響がありません。データ収集に必要なプロセッサーの負荷は1%以下、日次に収集するデータ量は20MB~25MBになりますが、 収集後に必要部分のみが約17Kに圧縮されて保管されるので、1週間分でもわずか100K前後です。

PM iSeriesのシステム・セキュリティーはどうなっていますか?

PM iSeriesの収集サイトはすべてネットワークに対し堅固に防御されており、システムの使用状況に関するパフォーマンス・データのみが IBM に転送されます。お客様の業務データは一切含まれません。また、いつデータを転送するかはお客様の選択であり、送信の監視を設定することもできます。

PM iSeriesを活動化すると、データはどこへ転送され、どのように使用されるのですか?
PM iSeriesはiSeriesのパフォーマンスおよびキャパシティー情報を使用します。収集されるデータは、システムの使用状況やパフォーマンスの情報、およびハードウェア構成情報です。このデータは、OS/400 のパフォーマンス・モニター機能(オペレーション・ナビゲーターのグラフィカル・インターフェースを使用している場合はデータ収集サービス)で収集されます。

収集される情報の詳細については、システムに同梱の OS/400の実行管理マニュアルまたは以下の Webサイトで言語とバージョンを選択して参照できます。
http://publib.boulder.ibm.com/pubs/html/as400/infocenter.htm

データが収集されると、PM iSeriesはデータを処理して IBM へ転送する準備をします。このデータは後に分析およびレポートの生成を行うために使用されます。
お客様は、IBMが PM iSeriesで収集されたデータを IBM 社内で制約を受けずに使用および共用することに同意していただくことが必要です。データの使用および共用には、問題判別、パフォーマンス分析およびキャパシティー・プランニングの支援、お客様との既存および新たなビジネス関係の維持、現在または近い将来のシステム資源不足の通知、および IBM 製品の改善に役立てるといった目的が含まれます。また、お客様のデータは、他の国の IBM に転送される可能性があることにも同意していただくことが必要です。

お客様は、IBM がお客様のデータを第三者と共有することを認可することもできます。これにより、ソリューション・プロバイダーなどのビジネス・パートナーがお客様のパフォーマンスやキャパシティーにおけるニーズを把握し、より高レベルのサービスを提供することが可能になります。
ビジネス・パートナー認可フォームはこちら

パフォーマンス・ツールはPM iSeriesの前提条件ですか?
PM iSeriesは、パフォーマンス・データの継続的な収集と管理を自動化します。お客様は、なんの手間もかけずにシステムの成長とパフォーマンスに関するレポートやグラフを見ることができます。パフォーマンス・ツールは PM iSeriesの前提要件ではなく、むしろ、PM iSeriesによって明らかになった問題を詳細に分析し、潜在的な問題を明確にするために活用できるツールです。

PM iSeriesは従来からあるキャパシティー・プランニングのツール PT/400やBEST/1と、どのように違うのですか?
PT/400はより高機能なツールで、 詳細な分析が可能です。PM iSeriesにはないレポートも作成可能で、 どの点に問題があるかの概要を「アドバイザー」が教えてくれます。 パフォーマンスの問題を分析・解決する道具として有効です。ただし、PT/400はあくまでツールであり、パフォーマンス・レポートやグラフは、EXCELなどを使ってお客様自身が作成しなければなりません。また、使いこなすのに専門的な知識が必要です。二つの違いを整理すると以下のようになります。

ですから、日頃はPM iSeriesで管理し、問題がありそうな場合にPT/400で詳細な分析をするような使い分けをお勧めします。
BEST/1はシミュレーションによりアップグレード計画を支援するツールです。

活動記録コマンドにはどんなものがありますか?
活動記録を処理するためのコマンドは通常のOS/400のコマンドのような(例えばWRKSYSSTS)ものではありません。コマンドとは言っても、PM iSeriesに組み込まれた有効な一連の命令機能で、過去のデータからの診断を可能にします。使い方は、"Go QMPGLIB/PM400"コマンドからPM iSeriesのメニューに入ることで選択していくものです。これらの機能はお客様がPM iSeriesを活動化するとセットアップされ、活動化後30日以内に測定データが送信された後に、有効になります。