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AIXの構成
ここでは、AIXの導入方法についてご説明します。
実際の導入手順に入る前に、AIXのパッケージングについてご紹介しましょう。
AIXは以下の3つの要素から構成されます。
AIXを構成する基本要素
Base Operating System
(基本オペレーティング・システム)
AIXシステムを稼動するために必要なパッケージの集合。
package (パッケージ)
ファイルセットの集合で、ソフトウェア・プロダクトの導入可能単位。
パッケージ毎に独立しているので、個別の導入可能。
fileset (ファイルセット)
最小導入単位。ファイルセット単位に更新も可能。
AIXは、ある目的(TCP/IP Serverなど)に応じて構成される複数のファイルセット(モジュール)群より構成されます。
ファイルセット単位で導入/アンストールができるため、必要に応じた機能だけを選択してシステムに組み込むことができます。
IBMのLPP(ライセンス・プログラム)も、ファイルセットの形で導入されます。
パッケージは、ファイルセットをあるカテゴリで束ねた単位です。例えば bos.netであれば、ネットワーク関係のファイルセットの集合体、
ということになります。
BOSは、AIXシステムを稼動するのに最低限必要なパッケージの集合で、基本オペレーティング・システムになります。
AIXを導入する際は、まずBOSから導入します。
Bundle(バンドル)
AIXでは目的応じたファイルセット、パッケージを集め、「バンドル」という形で用意しています。
bundle (バンドル)
導入に使用できるソフトウェア・プロダクトの集合。
AIX 5L V5.1で提供されているバンドル
Application Development Bundle
CDE Bundle
KDE Bundle
GNOME Bundle
Media- Defined Bundle
devices Bundle
Netscape Bundle
wsm-remote Bundle
バンドルは、BOSに追加する形で導入します。目的に合った「バンドル名」を指定するだけで、 その目的に必要なファイルセットが自動的に導入されるため、導入作業が非常に容易になります。
注)システムのハードウェア・アーキテクチャーやアダプター構成が異なる場合には、同じ手順で作業を実行しても導入されるパッケージやファイルセットは異なります。
AIX 5L 導入の流れ
AIXの導入は、大きく以下の3つの作業から成ります。
- BOS(Base Operating System)の導入
- 「構成アシスト」による日付などの設定(オプション)
- オプション・ソフトウェアの導入(オプション)
まず、AIXの基本となるBOSを導入します。 BOSを導入するには、AIX CD-ROMからからブートする必要があります。PCIベースのシステムとマイクロチャネルのシステムでは、CD-ROMからのブート方法が異なります。PCIベースのシステムの場合は、SMS(System Management Service)を使用します。
マイクロチャネル・ベースのシステムの場合
- キーをサービスの位置にします。
- 周辺装置とディスプレイ、またはASCII端末の電源をONにします。
- システム装置の電源をONにします。
- CD-ROMドライブにCD-ROMを挿入します。
