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ハイライト

ミッドレンジサーバーIBM System p5 560Qには、卓越した価格性能比、メインフレームによって培われた信頼性と可用性、および最大16コアまでの拡張性が備わっています。19インチ・ラックマウント型のp5-560Qは、IBM POWER5+ プロセッサーをベースに、SMT(simultaneous multithreading)1と、拡張性に優れた独自のビルディング・ブロック・パッケージを採用しており、商用アプリケーションおよび技術アプリケーションに適したパフォーマンス、拡張性、信頼性を提供します。このサーバーは、大規模なデータベースやアプリケーションに適したサーバーとして、また各部門向けのハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)用として、中堅規模のお客様に快適にお使いいただけます。

モジュール式のビルディング・ブロックにより、柔軟な拡張性を実現

p5-560Qには、64ビット1.50または1.80GHz POWER5+ のQCMが利用されています。各ビルディング・ブロックあたり 最大2個のQCMを搭載可能で、それぞれのQCMには、3.8MBのレベル2(L2)キャッシュと72MBのレベル3(L3)キャッシュが組み込まれます。これらのQCMが、メモリー、メディア、ディスク、入出力アダプター、電源、冷却機能とともにパッケージされ、バランスの取れた高性能ラックマウント型システムになります。独自のケーブル配線システムによって1個または2個のビルディング・ブロックをフル・バス・スピードで接続し、単一の対称型マルチプロセッシング・サーバーとして、19インチ・ラックに組み込むことも可能です。p5-560Qサーバーの最大構成時には、16個のプロセッサー、128GBのDDR2メモリー、4個のメディア・ベイ、12個のPCI-Xスロット、さらに12個の内部ディスク・ベイ(最大ディスク・ストレージ:3.6TB)を装備できます。

単一ビルディング・ブロックのシステム(4コアまたは8コア)には、System p5 560Qサーバーという名前が付けられており、AIX 5L™ またはLinux® のExpressエディション(特別価格パッケージ)としてご注文いただけます。より大規模なSystem p5 560Qサーバー(16コア)は、第2のビルディング・ブロックが必要であり、Expressシステムとは見なされません。p5 560Qサーバーから16コア・システムへの変換は可能です。

お客様は、必要なビルディング・ブロック・モジュールを十分にサポートできるインフラストラクチャー(電源、室内冷却、ラック・スペースなど)を準備することで、処理ニーズに最適なサイズのシステムをコスト効率よく構築できます。ビルディング・ブロック・アーキテクチャーにより、処理能力だけでなく、キャッシュ、メモリー、内蔵ストレージ、I/Oキャパシティーなどをスケールアウトできるp5-560Qサーバーは、その驚異的なキャパシティーと柔軟性で、コンピューティング・ニーズの増大に伴って必要になるアプリケーションの拡張にシームレスに対応します。

また、1つのHPCクラスター内に最大64個のp5-560Qシステムを組み込むことも可能です。さらに、High Availability Cluster Multiprocessing(HACMP™)for AIX 5Lソフトウェアを使用してp5-560Qサーバーをクラスター化すると、ほぼ連続的な可用性を実現できます。

使用効率と生産性を向上させる仮想化テクノロジー

p5-560Qサーバーでは、IBM Virtualization Engine™ システム・テクノロジーとオペレーティング・システム(OS)を介して実装される、ロジカル・パーティショニング(LPAR)テクノロジーを利用できます。LPARでは、プロセッサーは同一サーバー上の異なるパーティションで別々のワークロードを実行できるため、コストの削減につながります。p5-560Qのパーティションは互いにシールドされるように設計されているため、高度なデータ・セキュリティーを提供しながら、アプリケーションの可用性を向上させることができます。また、サポートされているオペレーティング・システムでは、ダイナミックLPARも実装されます。このダイナミックLPARを使用すると、リブートすることなく動的にシステム・リソースをアプリケーション・パーティションに割り当てることができるため、可用性を高めることができます。

p5-560Qサーバーでは、Micro-Partitioning™ やバーチャルI/Oサーバー(VIOS)などのAdvanced POWER™ Virtualization機能がオプションで提供されます。これにより、アプリケーションに必要なリソースを継続的に確保しながら、システムの使用効率を高めることができます。マイクロ・パーティショニング・テクノロジーを使用すると、システムを微調整して独立した複数のワークロードを統合できるため、コストの削減に役立ちます。マイクロ・パーティションはプロセッサーの10分の1のサイズで定義し、プロセッサーの100分の1単位で増減できます。VIOSに搭載されたIntegrated Virtualization Manager(IVM)を利用すれば、複数のパーティションを 1つのサーバー上にコスト効率よく統合できます。IVMのインターフェースはブラウザー・ベースの直観的なものであるため、使い勝手がよく、仮想デバイスと仮想パーティションの管理に要する時間と労力を削減できます。

柔軟性、信頼性、セキュリティー

System p5 560Qサーバーは、マイクロ・パーティション内でAIX 5LとLinuxを同時に稼働できる柔軟性を提供します。AIX 5LはIBMが誇る業務仕様のUNIX® OSであり、実績のある信頼性、可用性、セキュリティー、オープン・スタンダードに基づいた設計で、ビジネス・クリティカルなアプリケーションをサポートします。新たなAIX 5Lエディションを使用すれば、p5-560Qモデル上でこのOSを利用可能です。Linuxオペレーティング・システムは、オープン・ソース・アプリケーションの豊富さと、新規またはカスタマイズしたソリューションを迅速に配置できる能力で知られています。Expressモデルでは、新しいOpenPower™ エディションを介して、Red Hat, Inc. とSUSE LinuxのLinuxディストリビューションがサポートされています。

p5-560Qサーバーの特長は上位のIBM System p5モデル並みのRAS機能にあり、これが24時間稼働し続ける原動力となっています。IBMでは、高度なサービス・プロセッサー、ホット・プラグ、ホットスワップ対応の冗長コンポーネント、Chipkill™ ECCとビット・ステアリング・メモリー、システム・コンポーネントの動的割り振り解除機能などを採用して、IBM System p5の伝統であるワールド・クラスのRAS機能をミッドレンジ・システムに導入することに成功しました。これにより、システムの可用性が大幅に向上するため、処理量を増やすことができます。

セキュリティーはもはや単なる「望ましい機能」ではなく、必要不可欠な要件になっています。p5-560Qサーバーは、安全なオペレーティング環境についてのお客様の懸念を軽減します。システムには、ロジカル・パーティション内で実行されているアプリケーションが別 のパーティションのセキュリティーやプライバシーのポリシーに違反することがないような設計が施されています。また、ネットワーク・セキュリティーと侵入検知機能を向上させるために、ネットワーク・フィルタリングも強化されています。

価格面のメリットを提供するExpressオファリング

p5-560Qモデルには、Expressエディションという特別価格のパッケージが用意されています。この Expressエディションは、多くの主幹業務アプリケーションのニーズに対応するとともに、中堅規模の企業や大規模企業内の各部門に高いビジネス・バリューをお届けするものです。System p5 560Q,AIX 5LエディションとSystem p5 560Q,OpenPowerエディションは、注文しやすい一般的な構成で提供されており、ハードウェアに割引価格が設定されているほか、AIX 5LやLinuxなどのOSも割引価格でお求めいただけます。メモリー、ディスク・ドライブ、アダプター、ディスプレイ、外付ストレージなどが追加で必要になった場合でも、元の節約分を無駄にすることなく、簡単にパッケージに追加できます。

補完的なオファリング

IBMおよびIBMビジネス・パートナーから提供される補完的なオファリングをSystem p5 560Qサーバーに組み入れれば、完全なシステム・ソリューションとなります。例えば、System Storage™ やTotalStorage® といったI/O製品、ライセンス・プログラム製品(LPP)、およびIBMグローバル・サービス(IGS)から提供されるコンサルティングやサービスなどを組み入れることができます。またp5-560Qでは、独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)の大規模な製品ポートフォリオもサポートされています。IBMの統合オファリングでは、これらの製品を組み合わせることによって、インストール、管理、運用が容易な、テスト済みのソリューションを構築しています。

TotalStorageのI/O製品は、DSファミリーのディスク製品を含んでいるほか、データ保護に役立つIBM TotalStorageの諸機能(高度なコピー・サービス、管理ツール、仮想化サービスなど)によって補完されます。IBM TotalStorageのストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)製品は、ローカル、構内、都市圏、グローバルなどに対応できるマルチプロトコル・ストレージ・ネットワーキング機能を備えた、SMB/大規模企業向けの統 合SANソリューションです。また、テープ製品やネットワーク接続ストレージに加え、さまざまなソフトウェア・オファリングも使用可能です。

Tivoliでは、p5-560Qサーバー管理の有効性と効率を向上させる多様なLPPを提供しています。これらのLPPは、資産管理、セキュリティー、データ管理、情報管理などを始めとする多彩な機能によってお客様を支援します。IBM では、最先端のデータベースとWebコマース・ソフトウェアも提供しています。

IBMのオファリングをISVのオファリングやIGSのサービスと組み合わせれば、「テスト済みのソリューション」としての環境を構築できます。これらのオファリングは、p5 560Qを含むSystem p5ファミリー全体をサポートしています。また、幅広いユーザー要件に対応できる初期推奨構成が、一般的なITタスクや各業種固有のタスクに適したインフラストラクチャーを設計、セットアップ、インストール、配備するための詳細なプランとともに提供されます。

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