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Active Memory Expansion(AME)は、メモリー上のデータを圧縮することで利用可能なメモリー・サイズを拡張する機能です。この機能により、OSは割り当てられた物理メモリー・サイズ以上のメモリー空間を利用できるようになります。

特長

アプリケーションから使えるメモリー・サイズが大きくなることで、パフォーマンスの向上が見込めます。
LPAR で使用可能なメモリー容量の拡張

搭載物理メモリー・サイズが同じ筐体で、より多くのLPARを構成可能です。
筐体内に多くのLPARを作成

 

概要

メモリー上のデータを圧縮することで、メモリー上に読み込み可能なデータ量が増加します。

アプリケーションは、メモリーの圧縮 / 非圧縮を意識しません。

モニタリング・ツールやAPIにより、拡張されたメモリーの状況を確認することが可能です。

AMEを使用するためにはライセンス・キーの入力が必要です。

AMEはLPARごとに設定が可能です。

AMEはOSおよびPOWER Hypervisor™ で制御します。

Memory Expansion Factor

LPAR 内で拡張するメモリー・サイズを1.00~10.00の範囲で指定します。LPARに割り当てる実メモリー・サイズにMemory Expansion Factorを乗じた値のメモリーがOSから利用可能になります。

OSはMemory Expansion Factorで指定された値を元に、圧縮可能な範囲でメモリー上のデータを圧縮/展開します。

(例)20GBの実メモリーを割り当てたAMEを使用可能なLPARでMemory Expansion Factorを1.5に指定した場合、OS からは 20[GB] * 1.5 = 30[GB]のメモリーを使用可能になります。
Memory Expansion Factor概念図

Memory Expansion Factorで指定する値を見積もるツールとして、AIXはamepat コマンドを提供しています。

なお、Memory expansion factorの変更はDLPARで動的に変更可能です。また、LPARに割り当てる実メモリー・サイズをDLPARで動的に変更した場合、OSから使用可能なメモリー・サイズは、変更後のメモリーにMemory Expansion Factorを考慮した値に動的に変更されます。

(例)LPAR のメモリー割り当て
実メモリー32GBを割り当てMemory Expansion Factor 1.5を指定
OSからは32GB * 1.5 = 48GBを使用可能

(例)DLPARで実メモリーを拡張
DLPARで実メモリーを40GBに拡張すると、OSからは 40GB * 1.5 = 60GB使用可能になる。

IBM、IBMロゴ、ibm.com、AIX、POWER7、POWER Hypervisorは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。