2007年、地球環境の将来を見据えProject Big Greenを発足
全社で年間10億ドルを投入し、ITが環境に与える影響を緩和
私たちは、ITにおけるエネルギー効率の向上を高いレベルで実現するために、全社で年間10億ドルもの予算を投じるエネルギー効率化プロジェクトProject Big Greenを発足させました。
本プロジェクトは、データセンターのエネルギー消費を大幅に削減するとともに、IBMとお客様が、環境に与える影響を緩和するための新製品およびサービスを提供していくことを目指しています。
Project Big Greenでは、データセンターがエネルギー需要とコストの急激な上昇に直面している現状を踏まえ、その危機的状況に対処するため、優れた省エネルギーを実現する新しいテクノロジーおよびサービスを提供していきます。
また、その導入をサポートするのは、全世界のIBMから選ばれた850名以上ものエネルギー効率の専門家で組織されたグローバルなGreen Teamです。企業がITによるイノベーションにますます依存するようになっていることからも、データセンターにおけるエネルギー効率の向上は急務となっています。
データセンターにおけるエネルギー危機が、お客様のビジネス成長を阻害するようなことがあってはなりません。そのためにもIBMは、Project Big Greenの一環として、自らが保有する延床面積74万m2以上に及ぶデータセンターの処理能力を今後3年間で倍増させるとともに、電力消費量の増加をゼロに抑えることを目標にしています。
企業のCSR(社会的責任)活動が株価を左右すると言われる昨今。企業を継続的に成長させていくためには、一日も早く排熱と消費電力対策に取り組み、地球環境への貢献を企業価値の向上へとつなげる努力が必要と言えるでしょう。
「IT温暖化問題」解決のカギとなる5つのアプローチ

エネルギー効率向上のためのベスト・プラクティス
私たちが運営するデータセンターは全世界で740,000m2(日比谷公園約4.5個分)に及びます。この世界最大級規模のデータセンターを運営してきた経験から、ITの省エネを進める上でのベスト・プラクティスが見えてきました。それが以下の5つのアプローチです。
- アプローチ1.診断: 現状を知り、目標を設定
- アプローチ2.建設: 効率のよいデータセンターの設計、建設、改修
- アプローチ3.仮想化: サーバーやストレージの仮想統合
- アプローチ4.管理: 電力管理ソフトウェアで消費電力をコントロール
- アプローチ5.冷却: 新しいテクノロジーを利用して効果的に冷却
IT環境のエネルギー効率の向上は、半導体レベルの対応だけでは実現できません。また、サーバー・ルームやデータセンターなど、設備面の改善だけでも対処できません。
高効率電源、冷却技術、フロア管理、ITインフラの集約と仮想化などを、高次元で融合させることが必要です。そのために私たちは、この5つのアプローチによって、エンドツーエンドのソリューションを提供します。
この5つのアプローチは必ずしも1から順にステップ・アップしていかなければならないというものではありません。 お客様の状況に応じて最適なソリューションを選択し、実施していくことが重要です。
Project Big Green発表から1年
グリーンIT分野で業界をリードするIBM
IBMは2007年にProject Big Greenを発表して以来、すでに2,000件以上のお客様のグリーンIT化を支援してきました。日本でも多数のお客様へグリーンITソリューションを提供しています。グリーンITで業界をリードするIBMは、今後もさらに先進的なソリューションを、日本のお客様に提供していきます。例えばサーバーと冷房装置を連動させることで、トランザクション量にあわせて冷房出力をコントロールしたり、グリーンITプロジェクトによるCO2削減量を証明するエネルギー効率化証明書プログラム(Energy Efficiency Certificate)の提供など、今後も業界のパートナーとともに、エンド・ツー・エンドのグリーンITソリューションを提供していきます。
お客様事例
2008年06月25日
ダノンジャパン 株式会社
インフラを総合的、短納期に実現し、環境と拡張性にも配慮したデータセンターを構築(4.44MB) Adobe® Reader® が必要2008年06月19日
2008年06月18日
京都大学
未来の交通社会をシミュレーション
数百万台規模の多様で広範囲な都市交通をミクロに再現する交通シミュレータ(プレスリリース)2008年06月05日
東邦ガス株式会社 総合技術研究所
IBM Power 570の導入で、解析スピードが5倍にアップ!燃焼シュミレーションの高速化・高度化により研究開発の生産性を向上2008年01月08日
豊田通商株式会社
豊田通商の「廃棄物・資源循環管理システム」を構築・運用2007年10月30日
2007年10月24日
ジョージア工科大学(海外事例)
IBM BladeCenter®と局所冷却ソリューションの採用により、圧倒的な処理能力と、省エネ・省スペースを両立(1分57秒)Windows® Media Playerが必要2007年08月23日
株式会社 大阪府農協電算センター
Zodiacによる分析結果を基にITインフラを最適化2007年08月01日
IBMコーポレーション
3,900台のサーバーを最新の仮想化技術を搭載したメインフレーム約30台に集約へ今後5年間で80%のエネルギーコスト削減を見込む(プレスリリース)2007年05月11日
パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック社(海外事例)
PG&E、データセンターのエネルギー消費量を80%削減(プレスリリース)2007年03月07日
ストックホルム市(海外事例)
IBMの支援により、ストックホルム市が1ヵ月で交通量の25%削減を達成(プレスリリース)2007年01月17日
株式会社ぷららネットワークス
IBMの仮想化技術でサーバーを統合し、新しいWeb CGIを構築、運用管理費や消費電力量など、年間総コストも大幅に削減
※数値は自社調べに基づいて算出。米国における自社実績データを、米国の平均的なデータセンター規模(約2,320平方メートル)に換算した場合の最大値。効果はお客様の環境その他の要因によって異なります。
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