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特集記事:IBM社内事例に見る「ITのエネルギー効率化」-Chapter4/4

サーバー統合のモデルケース

社内ITの統合プロジェクトは、米国を皮切りに着々と進行しているという。舟久保氏は、今後の展望を次のように語る。
「今後の新しいアプリケーションは、IBM System z9®上での構築を優先的に検討すると聞いています。これは、"新たな分散サーバーの増加を抑制する"というサーバー統合の基本的な考え方に基づいていると考えます。このことは、オープンで標準的な組み合わせにのっとった開発を推進する上で重要なポイントといえるでしょう。このような今回のプロジェクトで得たノウハウは、お客様のIT効率化に生かされるものと考えています」。

多くのデータセンターが転機を迎えているといわれる中、今回のIBM System z9による統合は、エネルギー効率の高い選択肢として、先進的なデータセンター設計のモデルケースとなることが期待されている。

これまで、ITの消費電力はある意味「聖域」視され、オフィスの空調の設定温度は上げても、サーバールームのIT機器は省みられることはなかったのではないだろうか。2008年は京都議定書の約束期間開始年であり、エネルギー効率化への取り組みは、待ったなしの状態となっている。日本政府はこの国際的な公約を守るために、これまで以上にさまざまな対策を打ち出さざるを得ないだろう。企業においても、日本の全消費電力の5%を消費していると言われるIT機器の電力削減に本気で取り組み、「聖域なきエネルギー効率化」に取り組まなくてはいけない。

IBM, IBMロゴ, System z, System z9は、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。

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