本文へジャンプ

サーバーレス・バックアップ

サーバーレス・バックアップ(またはサーバーフリー・バックアップということもあります)は、「LANフリー・バックアップ」の次の段階のバックアップ方法で、「SCSI」の持つデバイス間コピー機能を利用することが基本的な考え方です。

SCSIアーキテクチャーでは、あるデバイスからほかのデバイスにデータをコピーするように、SAN接続のサーバーが命令することができます。これを「サード・パーティー・コピー」または「拡張コピー」と言います。コピー要求を命令したサーバーは、データ転送そのものには関係せず、コピー要求の完了を通知されるだけです。このため、「サーバーレス」という語が使われるようになりました。バックアップ操作を監視するためには、各デバイスやSANコンポーネントに置かれるエージェント・コードなど、外部インテリジェンス機器が必要です。

TSMでは、バックアップはストレージ間の外部コピー機能を使ってバックアップされます。したがってデータ移動に関してサーバーが関与する必要はありません。この場合、LANフリー・バックアップと同じように、LANはTSMサーバーとTSMクライアント間の制御データ交換に使われます。