ハイライト
- IBM Systemsと一部のオープン・システム・プラットフォームをサポート
- 既存のIBMおよびSun StorageTek テープライブラリーで利用可能
- 最大104MB/秒の物理データ転送速度を提供
- 3592 JA/JW カートリッジで最大1.5TB※ をサポート
- 3592 JJ/JR カートリッジでの高速アクセスをサポート
- データ暗号化と暗号鍵の管理をサポート
※ 3:1の圧縮を前提
概要
IBM System Storage™ TS1120 テープ・ドライブ(TS1120 テープ・ドライブ)は、大容量、高速データアクセス、または長期データ保存が必要なアプリケーションに対処するためのソリューションを提供します。このテープ・ドライブは、IBM テープライブラリー、スタンドアロン・インストールをサポートするIBM フレーム、およびSun StorageTek 9310 ライブラリーに接続されるIBM 3592 テープ・フレーム・モデル C20(3592 C20 フレーム)でサポートされます。
このテープ・ドライブは、再書き込み可能メディアまたは改ざん防止対応のWrite Once Read Many(WORM)メディアを使用可能です。既存の3592 メディアを使用することができ、カートリッジタイプに応じて100GBまたは500GBの物理容量を保管できます。3592 JA/JW メディアは、リソースを減らして総コストの削減に役立ちます。一方、3592 JJ/JR メディアは、データへの迅速なアクセスが必要なアプリケーションをサポートするように設計されています。
TS1120 テープ・ドライブは、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)上の対応オープン・システム・ホスト間、またはIBM System Storage TS1120 テープコントローラー(TS1120 テープコントローラー)に接続される場合はIBM FICON® とESCON® メインフレーム・ホスト間で共用可能です。ドライブを共用することで、ドライブの使用率が最適化され、インフラストラクチャー要件の削減に役立ちます。
大容量データを高速転送する高性能テープ・ドライブ
TS1120 テープ・ドライブは、最大104MB/秒の物理データ転送速度をサポートします。データが通常、2:1で圧縮されるオープン・システム環境で、TS1120 テープ・ドライブは最大200MB/秒でデータを転送できます。一般にデータが3:1で圧縮されるメインフレーム環境おいて、単一テープ・ドライブは最大260MB/秒の速さでデータを転送できます。これは、バックアップとリカバリー時間の短縮、またはシステム環境に必要なリソース数の削減に役立ちます。
共通機能
- 2:1の圧縮で最大260MB/秒のデータ転送速度による高性能
- エコノミーカートリッジと標準カートリッジや、再書き込み可能形式とWORM形式など、柔軟なメディア選択が可能
- スモール・フォーム・ファクターと大容量
- 既存のIBM テープ自動化インストールシステムとの互換性
- IBM System i5®、System p5®、System z®、およびxSeries® のサポート
ハードウェアの概要
- リニアサーペンタイン 記録
- JA/JW メディアを使用した300/500GB容量
- JJ/JR メディアを使用した60/100GB容量
- 400MB/秒のバースト・データ転送速度
- 95mm H×198mm W×467mm Dのコンパクトサイズ
3つの暗号化方式
System Managed方式
z/OS® 環境(1.6,1.7&1.8)
AIX(ATAPE)(AIX5.2&5.3)
- 暗号鍵管理アプリケーション(EKM)がデータ・キーを提供
- キー・ストア(ユーザーが管理するキーを入れる場所)を選択可能
- z/OSでの暗号化はDFSMSのData Classで選択
- AIXでの暗号化はライブラリーのパーティションまたはドライブにより決定
- データ・キーは公開キーで暗号化されてカートリッジに格納
Library Managed方式
オープン・システム環境
- TS3500(3584)のみでサポート(3494に関しては開発移行表明)
- EKMとのやりとりはTS3500のライブラリー・プロクシーで実装
- 暗号化はVolSerまたは、論理ライブラリー単位に決定
Application Managed方式
TSM
- TSM自身がキー管理とキー・ストアの機能を提供
- 暗号化はTSMに定義されたポリシーに基づく
キャパシティ比較
TS1120 E05 テープ・ドライブは、3590-E/Hに比べて8倍以上、3592-J1Aに比べて、1.6倍のカートリッジ容量を提供します。正確な比率は、テープ・ドライブにどのカートリッジを使うかによって変化します。
| 3590-H | 3592-J1A | TS1120-E05 | |
|---|---|---|---|
| 3590 HPCカートリッジ | 30GB | N/A | N/A |
| 3590 EHPCカートリッジ | 60GB | N/A | N/A |
| 3592 カートリッジ | N/A | 300GB | 500GB |
以下の表は2:1データ圧縮時、3:1データ圧縮時のカートリッジ容量比較です。
| 3590-H (2:1/3:1) |
3592-J1A (2:1/3:1) |
TS1120-E05 (2:1/3:1) |
|
|---|---|---|---|
| 3590 HPCカートリッジ | 60GB/90GB | N/A | N/A |
| 3590 EHPCカートリッジ | 120GB/180GB | N/A | N/A |
| 3592 カートリッジ | N/A | 600GB/900GB | 1TB/1.5TB |
特性
記録技法
リニアサーペンタイン
トラック数法
896
物理容量
300/500GB(JA/JW メディア使用時)
または60/100GB(JJ/JR メディア使用時)
物理・データ転送速度
104MB/秒
適応データ転送速度
104、85、70、55、および41MB/秒
(Gen 2形式で初期化された3592カートリッジの場合)
54、41、36、31および 27MB/秒
(Gen 1形式で初期化された3592カートリッジの場合)
バースト・データ転送速度
400MB/秒
高速検索
10m/秒
保証
1年間
物理的特性
寸法
95mm H×198mm W×467mm D(3.8in×7.8in×18.4in)
重量
5.7kg(12ポンド 7オンス)
稼動環境
メディア使用時の温度
16℃~32℃(60℃~90℃F)
相対湿度
20%~80%、結露なし(メディアによって制限)
最高湿球温度
26℃(78.8℃F)
発熱量
307BTU/時
電源要件
0.1kVA
| サポート | プラットフォーム | オペレーティング・システム |
|---|---|---|
| IBM | System i® | IBM i5/OS®※1 およびIBM OS/400®※1 |
| System x® | オープン・システムのサポートを参照 | |
| System z | IBM z/OS、IBM z/VM®、IBM VSE/ESA™ およびSUSE Enterprise Server | |
| オープン・システム | Hewlett-Packard | HP-UX |
| Sun Microsystems | Solaris | |
| インテル® プロセッサーまたはAMD プロセッサー搭載サーバー | SUSE Linux® Red Hat Microsoft® Windows® 2000、Windows NT®、 Windows Server™ 2003 |
|
| 暗号化サポート | ‐ |
z/OS、z/VM、i5/OS、AIX、HP、Sun、LinuxおよびWindows |
※1 WORM サポートは利用不可。
IBM、IBMロゴ、AIX、ESCON、FICON、i5/OS、OS/400、System i、System i5、System p5、System Storage、System x、System z、VSE/ESA、xSeries、z/OS、z/VMはInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
Microsoft、Windows、Windows NTおよびWindowsロゴはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
Pentium、MMX、Intel、Intel Inside(ロゴ)、インテルロゴ、Xeon、Xeon Insideは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
