ハイライト
- 消費電力、保守、運用、サポート要員などデータ保護に関するコストを削減
- 拡張ポリシー管理機能により、運用の自動化と単純化を実現
- グリッド接続と自動化レプリケーションにより事業継続性をサポート
- TS7740 Virtualization Engineは、ディスクとテープの階層化によりテープ・ドライブを効率的に使用し、バックアップとリストアを高速化
- TS7720 Virtualization Engineは、キャッシュによるソリューションを提供し、使用頻度の高いデータに対応
事業継続性の確保や法令順守、業務データの保管のためには、オンラインのアプリケーション・ストレージからオフラインの長期保管用メディアにデータを移行できるように、インフラストラクチャーを整備する必要があります。テープは、バックアップとアーカイブのどちらのライフサイクルにおいても重要なものです。また依然としてテープは、記録の保管や災害復旧のために安全に長期保管するアーカイブ・メディアとして、総所有コスト(TCO)を最も低く抑えられる方法です。しかし、データセンターの拡大やデータ量の増大に伴い、テープ操作が複雑になることがあります。またデータ量の増大は、バックアップやリストアにかかる時間や管理コストの増大にもつながります。
仮想テープ・ソリューション: IBM Virtualization Engine TS7700
IBM Virtualization Engine TS7700ファミリー(TS7700 Virtualization Engine) は、テープ処理と事業継続性を最適化するメインフレーム向けの仮想テープ・ソリューションです。TS7700 Virtualization Engineは、仮想化やディスク・キャッシュを使用することで、既存のテープ操作との互換性を維持しながら、ディスク装置と同等の速度で動作します。TS7700 Virtualization Engineは、ディスク・キャッシュ・リポジトリーの使用によって、物理テープを一切使用しない構成も可能です。また、ディスクとテープを統合してそれぞれのテクノロジーの優位性を生かすストレージ階層化により、アクティブ・データのパフォーマンスを向上させながら、非アクティブ・データにかかるコストを最小限に抑える構成も可能です。さらに、双方の構成を組み合わせることで、それぞれのテクノロジーの優位性を生かしたポリシー・ベースで管理される柔軟な構成を提供することが可能です。TS7700 Virtualization Engineを導入することで、バッチ処理時間、TCO、管理コストを削減でき ます。
共通機能
- サポート対象のIBM System zに接続可能
- 最大200万の仮想ボリューム
- 6クラスター・グリッド構成で、仮想ドライブを最大 1,536台サポート
- Webベースの管理ツール
- 拡張ポリシー管理機能
- IBM TS3000 System Console
- 同期モード・コピー ( Synchronous mode copy )
- リモート・マウント IP リンク・フェイルオーバー
ハードウェアの概要
- TS7740
- RAID アレイ・キャッシュは最大 115.2 TB 使用可能
- テープ・ドライブ(TS1100、3592)は最大64台サポート
- 最大16GbpsのFICON チャネル
- TS7720
- ネイティブ・テープ・ボリューム・キャッシュは最大 1,772TB (2TBのSATAディスク・ドライブを使用、グリッド構成時)
- 4クラスター・グリッド構成で、最大16GbpsのFICON チャネル