ハイライト
- コンパクトな筐体に高い拡張性、柔軟性を備えたオープン・メインフレーム・サーバー
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IBM eServer zSeries 890
最先端のテクノロジーを搭載し、常に進化を続けるIBM eServer zSeries。zSeries 990の最新機能を受け継ぎ、日本のビジネス・シーンに、より適した特性を備えて誕生した新プラットフォーム、それがzSeries 890です。コンパクトなサイズでありながら、高い拡張性ときめ細かいモデル構成を可能とし、お客様の「今」に即応するとともに、「将来」にわたって最適な処理能力を提供します。もちろん、Linux専用プロセッサーやJava専用プロセッサーの提供など、WebアプリケーションやERPなどのe-businessアプリケーション対応も万全。エンタープライズ・サーバーに望みうる最高の性能を、より多様に、柔軟に活用することが可能です。
高い拡張性ときめ細かいモデル構成で、多様なビジネス・シーンに対応
zSeriesの優れた基本性能と高い拡張性はそのままに、お客様のニーズにきめ細やかに対応した、豊富なラインナップを誇るzSeries 890。刻一刻と変化する多様なビジネス・ニーズにも柔軟に対応することが可能です。コンパクトなサイズでありながら、時代をリードしていく革新性を備えたエンタープライズ・サーバーです。
サーバー統合や新しいソフトウェア料金体系によりTCOを低減
長年にわたって築き上げてきたシステム資産を着実に継承しつつ、増大した周辺のサーバー群をzSeries 890に統合することによってTCOの大幅な低減が可能になります。しかも、WebアプリケーションやERPのような新しいアプリケーション専用のz/OS.eにより、ソフトウェアの使用料金を低減。かつてない優れたプライス・パフォーマンスを実現します。
多様なOSやアプリケーションを活用し、柔軟なソリューションを展開
zSeries 890は、従来のOS/390やz/VM、z/OS、VSEはもちろん、Linuxも万全にサポート。これら複数のOSが稼働する環境上で、勘定系等の基幹アプリケーションに加え、CRM、ERP、BIといった新しいアプリケーションにも対応。メインフレームでありながらも、オープンで柔軟なソリューションの展開を可能にします。
zSeriesで理想的なサーバー統合を
システムのパフォーマンス、信頼性を向上させ、同時に、TCO削減にも大きく貢献する「サーバー統合」を積極的に進める企業が増えています。メインフレームの信頼性、可用性にLinuxのオープン性を取り込むことを実現したzSeriesなら、お客様のビジネスにとって理想的なサーバー統合を実現することが可能です。
サーバーを集約しTCOを削減
高度な仮想化技術のLPAR(Logical Partitioning)やz/VMの活用により、多数のサーバーを堅牢性の高い1台のzSeriesに集約できるため、システム構成を物理的に整理することができ、管理効率の向上がはかれます。またハイパーソケット(HiperSockets)により、LPAR間での高速なデータ転送を実現し、システム全体のデータ処理効率を大幅に向上できます。
豊富な資産を先進の環境で運用
IBMはLinuxへの対応力、サポート力を強化して、お客様がオープンソースによる豊富なアプリケーションやミドルウェア、オープン系技術者を活用できる環境を整備。今まで培ってきた大切な資産を損なうことなく、先進のオープン環境との共存、または移行できる環境を提供しています。
オンデマンドを実践する課金体系
日々変貌するビジネス環境に素早く対応するため、システム運用には高いオンデマンド性が要求されています。zSeriesならば、必要に応じてプロセッサーを追加し、必要期間が過ぎれば追加プロセッサーを停止するOn/Off キャパシティー・オンデマンドや、使用率に応じたソフトウェア料金体系「ワークロード使用料金」を利用することで、サーバー分散環境よりも効率的なIT投資を支えます。
先進の機能
既存の基幹システムの運用基盤であると同時に、先進のe-ビジネス・アプリケーションの強固なインフラとして設計されたzSeries。その高性能を継承しつつ、幅広い処理能力レンジをきめ細かくサポートし、お客様のビジネスの成長に柔軟に対応するマシンとして誕生したのが、このzSeries 890です。
64ビット・アーキテクチャー
64ビット・アドレッシングにより、従来の31ビット・アドレッシングでは2GBに制限されていた主記憶域が大幅に広がりました。これにより、新アプリケーションにおいて、高速かつ大容量の処理が可能です。
モデル
zSeries 890では、お客様は最大4つまで、必要な種類と性能と数のプロセッサーを自由に選択可能です。選択したプロセッサーのCP性能と数により、110から470まで28通りのソフトウェア・モデルが設定されます。
より高い処理能力
新CMOSの採用および内部バスの高速化などにより、zSeries 800サーバーと比較して中央処理機構(CP: Central Processor)あたり最大約2.0倍、CEC(Central Electronic Complex)比較で最大約2.1倍の処理能力を実現します。zSeries 890モデル内において、約51倍の成長幅を持ちます。また、並列シスプレックス(Parallel Sysplex)環境では32台構成で約1600倍近い拡張性を実現します。
マルチチップ・モジュール(MCM: Multi Chip Module)
zSeries 890のモジュールは、9.3cm四方のスレート上に13のチップを搭載。集積度の向上により、PUチップは1億2,200万トランジスター(zSeries 800の約2.8倍)、SDチップ(L2キャッシュ)は5億2,100万トランジスター(zSeries 800の約2.2倍)からなります。キャッシュ容量は、PUチップ内のL1キャッシュが512KB、L2キャッシュは1MCMあたり32MBとなります。
入出力能力の向上※
ESCONチャネルが最大420本(zSeries 800の1.75倍)接続可能になります。また、FICONチャネルも最大40本接続可能です。
LPAR(Logical Partitioning)※
zSeries 890では、1台あたり最大2つの論理チャネル・サブシステム(LCSS)をサポートし、1LCSSあたり最大15、1台あたりで最大30のLPARをサポートすることで、z/VMを使用しない場合でもzSeries 800の2倍のOSイメージをサポートすることが可能です。
※ ソフトウェア・モデル110は、ESCON最大240本、FICON最大32本
連続運用を守り続ける、高度な可用性
“Zero ダウンタイム”の“Z” をシリーズ名に冠したzSeries。その可用性、信頼性において、あらゆるサーバー製品の頂点を極める高性能の実現を期しています。そしてもちろん、zSeries 890でも99.999%という圧倒的な連続可用性を実現しています。
キャパシティー・アップグレード・オンデマンド(CUoD)※
稼働中の構成変更(プロセッサー※の追加起動)が可能、メモリーについてもグループ内での稼働中の増設が可能です。チャネル、OSA(オープン・システム・アダプター)などについても、ケージ上の拡張スロットに余裕のある場合は稼働中に増設ができます。
On/Off キャパシティー・オンデマンド(OOCoD)
CUoDに加え、必要に応じてプロセッサーの追加起動/停止が可能となるOn/Off キャパシティー・オンデマンド。これにより低コストで、一定期間一時的に処理能力の増強を図ることが可能となります。
予備処理機構
CPまたは支援処理機構(SAP: System Assist Processor)、ICF、IFL(Linux処理機構: Integrated Facility for Linux)、zAAP(zSeries Application Assist Processor)に問題が発生した場合、予備のPUにパワー・オン・リセットなしで切り換えて稼働させることができます。
電源の冗長性
電源部は複数の電源構成を採用しており、電源部の一部に障害が発生した場合でも継続して電力を供給することができます。また、電源ケーブルも二重化され、これにより異なる電源元からの電力供給が可能です。
内蔵バッテリー機構
電源に障害が発生した場合、プロセッサー全体に対して約3.5分~20分の電力を供給します。
稼働時保守機能
電源およびチャネルの稼働時保守機能を装備。システムを停止せずに保守作業が可能です。
動的メモリー・アレイ
メモリーを常時チェックし、障害が検知された場合には、動的にスペア・チップを使用。信頼性がさらに向上しています。
キャパシティー・バックアップ(CBU)
キャパシティー・バックアップ(CBU)機能は、例えば災害などの予測できない不可抗力によってプロセッサーが使用不能となった場合、バックアップ用のプロセッサーとして予約された予備のCPを活動化することで、一時的に必要とされるプロセッサー処理能力を追加提供します。
※ CPの場合、稼動中に追加できるのは、同じ性能のCPとなります。
新アプリケーション対応
従来のバッチ処理やオンライン・トランザクション処理に加え、WebアプリケーションやERPなどの新アプリケーションを1台のサーバーで同時に、効率的に稼働させるため、zSeries 890ではさまざまな新機能の採用、既存機能の強化を図っています。その代表的な先進機能のいくつかをご紹介します。
セキュリティー機能の強化
zSeries 890にはすべてのPUに暗号化エンジンが標準搭載。さらにPCI暗号化機構とPCI暗号化アクセラレーター機能を統合したCrypto Express 2 暗号化機構も発表され、セキュリティー機能がますます強化されています。例えば、SSLで使用されているRSA暗号化処理を効率的に処理することが可能です。
Linuxのサポート(IFL)
コスト・パフォーマンスの高いLinux専用の処理機構(IFL)と、複数のLinuxサーバー環境の稼働を可能とするz/VMの組み合わせにより、多数のLinux環境を経済的に構築することが可能になります。
ファイバー・チャネル・プロトコル(FCP)・サポート
zSeries 890のLinux環境において、FICONチャネルを使用して、SCSI(Small Computer System Interface)入出力装置の接続をサポートします。これにより従来のzSeries専用以外の多様な入出力装置へのアクセスが可能になります。またSAN(Storage Area Network)環境の対応も可能となります。
Javaのサポート(zAAP)
コスト・パフォーマンスの高いJava専用のアシスト・プロセッサーであるzAAPとz/OS バージョン 1 リリース 6以降の組み合わせにより、Javaの処理能力を経済的に拡張できます。
オープン・システム・アダプター(OSA)
OSAはzSeries 890を各種LANに直接接続するためのアダプターです。従来の通信制御装置経由のネットワーク接続に比べて、LANへの接続が容易になり、インターネット/イントラネット環境に対応したシステムを構築できます。トークンリング、10ギガビット・イーサネット、1000Base-Tイーサネットへの接続が可能です。zSeries 890では最大ポート数が40に倍増しています。
ハイパーソケット
ハイパーソケットはzSeries 890の論理区画間の高速通信を可能にします。物理接続を必要としない高速TCP/IP通信は、z/OSとLinuxの高速なデータ転送を経済的に実現します。zSeries 890では、zSeries 800の4倍の16の仮想リンクを構成できます。
IBM、IBMロゴ、ibm.com、eServer、OS/390、zSeries、z/OSおよびz/VMは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。
他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
Javaは、Oracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標です。