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z/VMの概要

z/VMはメインフレーム用に開発されたオペレーティング・システムで、仮想化技術に優れた特徴を持っています。z/VM環境上にゲストと呼ばれるOSを仮想的に複数稼働させることができます。ゲストOSとしてはIBMの主要OSであるz/OS、z/VSE、Linuxなどがサポートされます。

z/VMの特徴

z/VMはゲストOSを複数動かすことが可能なことから、一時的な開発環境やテスト環境の構築にその効果を発揮します。比較的、限られた資源を必要とするこれらの環境を、本番環境と異なるLPAR上に導入されたVMの上で稼働させることによって、本番環境に影響を与えることなく、開発/テストを実施することが可能となります。

最近ではLinuxを導入してサーバー統合を行う場合にz/VMを採用する事例が増えています。z/VM上のゲストOSとして多数のLinuxを稼働させ、ゲストOS間の高速通信を実現するといった利点があります。

z/VMは40年近くにわたるIBMの仮想化技術の結晶であり、この技術はSystem zのマイクロコードの形でLPARを提供するPR/SMに反映されています。

z/VMの機能

z/VMはCP(Control Program)と呼ばれるカーネルにより構成されますが、標準で提供されるCMS(Conversational Monitor System)と呼ばれる仮想計算機専用のOS環境では、個々の利用者によるファイルの編集や対話型のアプリケーションの実行が可能となっています。CMSではアプリケーションの開発および実行環境としてREXXと呼ばれるプロシージャー型言語も用意されています。

ライブラリー

IBM、IBMロゴ、ibm.com、PR/SM、System z、z/OS、z/VMおよびz/VSEは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標です。