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環境への取り組みとしてのサーバー統合

IBM System zが可能にする
先進ソリューション

低価格のサーバー製品はその購入のしやすさから、さまざまなシステムで数多く導入されています。しかし実際にシステム構築を行う場合には、サービス・レベルを高めるために冗長化構成を行うことが多く、導入される機器数が増大することで、ハードウェアやソフトウェア、サポート、設置スペースなどのコストを高める結果を招いています。またサーバーや空調が消費する電力も増大し、地球環境に影響を与えるCO2排出量が増えることも、大きな問題として注目されています。

仮想化技術によるサーバー統合

IBMはProject Big Greenと呼ばれるデータセンターの環境対策ソリューションを提唱していますが、仮想化技術によるサーバー統合はその効果的な手段のひとつです。IBM System z10 はそのシステムの信頼性と、実績のある仮想化技術により、先進的なお客様におけるサーバー統合プラットフォームとしての採用が進んでいます。これにより従来のメインフレーム業務はもちろんのこと、多数のLinuxアプリケーションも統合できます。IBMの試算によれば、使用率の低い1,500台のx86サーバーを1台の上位機種のIBM System 10 EC に統合することで、エネルギー使用量を最大85%、設置床面積を最大85%削減することができるという報告が得られています。

ITインフラ最適化手法「Zodiac」

IBM System z10によるサーバー統合は、電力消費がもたらすCO2排出の削減を実現するだけではなく、使用率の低いCPUの数を減らすことにより、ソフトウェアのライセンス費用を低減します。最新プロセッサーの処理能力を活用することによって、CPU数により費用が決定するソフトウェア・ライセンスと保守料金の最適化が期待できます。またプラットフォームを統一し、運用の共通化を図ることによって、システム運用に伴う人件費の最適化も期待できます。IBMではITインフラ最適化手法「Zodiac」によって、お客様の目的に合わせた最適なサーバー統合方法を立案し、その効果を事前に評価するお手伝いを行っています。

IBMにおけるサーバー統合事例

IBMは全世界で3,900台に上るUNIX/x86サーバーを、約30台のIBM System zへと集約するサーバー統合を推進中です。3,900台のサーバーが占有していた床面積は74万m2に上っており、これは東京ドーム16個分の広さに相当します。運用管理のための人件費やソフトウェア・ライセンス料金も増大しており、莫大なエネルギー消費によって地球環境に負荷をかける点も懸念されていました。

環境への取り組みとしてのサーバー統合の解説図

IBMはこの統合によって、年間のエネルギー使用量を80%、総床面積を85%削減。TCOも5年間の累計で400億円削減する計画を立てています。