IBMメインフレームを使用されているお客様の社内には、基幹システムを支えるためのビジネス・ロジックを含むプログラムやデータ等、数多くのアプリケーション資産が蓄積されています。これらのアプリケーション資産を有効活用しながら、最新技術に対応したシステムへと進化させていくことは、お客様にとって重要な課題のひとつです。SOAに対応したIMSやCICS、DB2等の主要ミドルウェアをIBM System z10上で使用することで、この課題を解決することができます。開発コストを最小限に抑えながら、既存アプリケーションをより有効に活用できるようになります。
IBMミドルウェアによる既存基幹システムの有効利用
最新版のIBMミドルウェアは以下の特徴により、お客様のアプリケーションのモダナイゼーションを実現します。
IMS
IMSはデータベース管理とトランザクション管理の機能を提供するソフトウェア製品であり、金融機関をはじめ多くのお客様に採用されています。最新版のIMSは他システムとの連携機能を拡張。IMS ConnectやIBM SOAP Gateway等を使用することで、外部のシステムとの連携が容易になります。
CICS
CICSはミッション・クリティカルな基幹業務のトランザクション処理をサポートするソフトウェア製品です。最新版のV3では他システム連携やアプリケーションを強化する機能が提供されています。CICS Transaction GatewayやCICS Universal ClientなどCICSファミリー製品による連携に加え、新たにWebサービスをサポートすることによって業界標準であるインターフェースを使用して中間製品を介さず直接CICSアプリケーションを呼び出す機能が提供され、連携の要件に応じて柔軟にシステムを構築することができます。
DB2
DB2は企業のデータを管理するデータベース製品です。V9はeXtensible Markup Language(XML)サポートの強化を行っており、堅牢なDB2 for z/OSの管理下で柔軟なXMLデータの活用が行えます。
WebSphere Application Server
WebSphere Application Serve(r WAS)はJavaの実行環境として最も幅広く活用されているアプリケーション・サーバー製品です。z/OSに対応しており、WASの先進機能をIBM System z10上の高いサービス・レベルのもとで使用することができます。業界標準に基づいたインターネット技術を幅広くサポートしており、IMS、CICS、DB2との連携を行うことによってお客様の既存のアプリケーション資産の有効活用を支援します。
アプリケーション開発環境
SOA化を効率的に進めるには、アプリケーション開発基盤の共通化も重要です。開発環境としてRational® Developer for System z(RD/z)を使用することによって、EclipseベースのGUI開発環境を用いたCOBOL、PL/I、C、Javaのアプリケーション開発が可能となります。また分散システム開発とメインフレーム上でのテストと展開手法も確立されており、高い生産性でSOA対応アプリケーションを開発できます。
