システム変更負荷軽減サービス(zCT)は、お客様のメインフレーム環境のモダナイゼーションを支援するためのサービスを提供します。
ソフトウェアのバージョンアップの必要性と課題
オペレーティング・システムならびにミドルウェア、アプリケーション・ソフトウェアのバージョンアップはシステムを最新のものにして使いやすさ、安定性ならびにセキュリティーの強化を行う上で大切な作業です。しかしながら計画、実行、検証を行うためにはしかるべき工数とスキルが要求されなかなか進まないという現実に面しているお客様もいらっしゃいます。ソフトウェア・バージョンアップの凍結は、サポート切れソフトウェアの使用、新しいIT技術への対応、最新のオペレーティング・システムやミドルウェアの新機能によるコストの低減の恩恵を受けることができず、お客様のシステム資産をビジネスに活かすことを困難にしています。
お客様システムのモダナイゼーションをお手伝いするIBMのサービス
IBMはお客様のシステムのモダナイゼーション(最新化)をお手伝いするサービスを大きく3つの観点からご提供します。これらのサービスは、マイグレーションに関して必要なアプローチを提供し、IBMの専門家により蓄積された移行の経験を活用することにより、お客様ご自身の作業負荷を軽減し、新しい基盤づくりをご支援します。
システム変更負荷軽減サービス(zCT)の提供するサービス

- ISVコスト低減化プロジェクト
お客様のシステム上で稼働しているISV(独立ソフトウェア・ベンダー)製品の分析を行い、使用率や使用方法の観点から機能および費用面でより適切な、 IBMならびにパートナーのソフトウェア製品による見直しを提言。 - インフラストラクチャー移行サービス
IBMのオペレーティング・システム、主要ミドルウェアなどソフトウェア製品に対する迅速な移行作業を行えるように、導入計画のご相談、新システムの環境構築・基本機能テスト、お客様業務・運用テストのご支援、維持管理作業の一部代行まで、一貫したサービスを提供。 - アプリケーション・マイグレーション・サービス
お客様のアプリケーションの棚卸しや現状調査・分析を行い、変更対象となるプログラムの範囲とその対応策を明確化。この計画に従って業務プログラムの移行作業を行い、動作検証テストを行うことによりスムーズなアプリケーションの移行を支援。
zCTにてこれまで現場で対応が難しかった(お客様も含め)、言語系の資産棚卸を始め、調査・計画フェーズの分析が対応できるようになり、その結果、これまで算出困難であったプロジェクトの見積もりが可能になりました。

zCTサービスとSystem zハードウェアによるお客様のメリット
最新版ソフトウェアの提供する新機能によるシステムのイノベーション
z/OS上で稼動するDB2 V9、CICS/TS V3、IMS V10、WebSphere Application Server V6など最新版のソフトウェアを使用することによって、既存のプログラム資産をSOAに対応させることができます。周辺システムとの連携をオープンなIT技術を使用することによって容易に構築することができます。
また災害対策の仕組みをGDPSやIBMストレージ製品と組み合わせることによって標準的な技術を用いて実装することができます。
セキュリティー機能強化によるコンプライアンス対応
最新版のソフトウェアおよびSystem zが搭載する暗号化プロセッサーやResource Access Control Facility(RACF)を使用することによって、ユーザーの管理やアクセス制御、監査と記録が可能です。重要データや通信の暗号化などの対応分野でセキュリティーの強化を実現します。
コストの低減
最新版のソフトウェア環境とハードウェア環境を組み合わせ、システムの統合化を進めることによって、コストの低減が期待できます。z/OSをはじめIBMミドルウェアが採用しているWLCにより、従来のピーク性能に応じた費用と比べてお客様の使用量に即したソフトウェア料金課金とすることができます。
またIBM System zに搭載されるz/OS用の専用エンジンであるzIIPならびにzAAPを使用することにより、データベースのDRDA処理、XML処理、災害対策用のデータコピー(z/OS Global Mirror)、Javaアプリケーションの実行をより安価に実現します。
現在使用中の他社製ソフトウェアの分析を行い、IBMならびにパートナーの代替製品を組み合わせることによってソフトウェアの費用の低減が期待できます。
トータル・システムのモダナイゼーション
SOAへの対応やアプリケーション開発手法の変革などシステムのイノベーションはトータルな資産のモダナイゼーションにより可能になります。IBMの提供するハードウェアおよびソフトウェアに限定されず、お客様開発のアプリケーション資産の移行およびテストといったマイグレーションをご支援します。実績のあるアプリケーションの分析やテストの手法を用いて、対応作業やテストを最適化することによって、移行に伴うお客様のワークロードを低減します。
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