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セキュリティーの強化
セキュリティーはIT基盤を考える上で重要な項目です。System z10 ECはお客様のデータのセキュリティーを実現するために、PUチップに暗号機能を内蔵しています。搭載されているクリア・キー内蔵暗号化コプロセッサーは、データを保護するための高速暗号方式をサポートしています。CPアシスト暗号化処理機構(CPACF)は、DES、TDES、最大512ビットのSecure Hash Algorithms(SHA)、最大256ビットのAdvanced Encryption Standard(AES)、およびPseudo Random Number Generation(PRNG)をサポートします。
System z10 ECは、特殊機能の性能を改善するためのアクセラレーターを採用しています。暗号化用Crypto Express2は、セキュリティー・キー・コプロセッサーもしくはSecure Sockets Layer(SSL)用に使用可能です。改ざん防止用の暗号コプロセッサーはFIPS 140-2レベル4に認定されています。
連続稼働を支える可用性の強化
ITシステムのサービスレベルに関する要求は年々高まってきています。企業のWebサイトにアクセスするお客様、基幹業務を使用する従業員、業務アプリケーションの開発および保守を行う開発担当者、IT基盤の運用を行うIT部門のスタッフなど、多くの人々が使用するシステムになるほど影響度は高くなり、何らかの理由によりサービスが停止した場合のビジネスに与える影響度は大きなものとなります。
IBMはこのようなお客様の要望にお応えするため、IBMメインフレーム製品の信頼性・可用性・保守性の向上に取り組み続けています。System z10 ECはこれらの機能強化を行うことによって、計画および計画外停止が生じた場合においても業務を停止することなくサービスの連続稼働を可能とするソリューションを提供します。
並列シスプレックス(Parallel Sysplex®)によるクラスタリング技術により、拡張性および可用性の向上を実現しています。System z10 ECでは新しいInfiniBand Coupling Linkを搭載し、6GB/秒の速度で最大150メートルの距離をサポートします。これは従来のICB-4の10メートルの制限を大幅に延長し、かつ高速の通信を可能にします。Basic HyperSwap™は、ディスクのコピー機能によりアプリケーションの連続稼働とデータの保護を行い、システムに障害が発生した場合にも利用者に対する影響を最小限にします。
GDPS(Geographically Dispersed Parallel Sysplex)は、System z10 EC向けの連続可用性を実現する災害時回復ソリューションです。遠隔地に設置されたSystem z10 ECシステム間のデータのコピーにより災害発生時においても、お客様の業務を停止することのない連続稼働を実現します。
